「おまたせーヽ(・∀・)ノ 」
元気よくVIPルームに入る私
「おう、待ったぞぉ」
こうちゃんの隣に座り、ドリンクを頼む
「今日で、当分会えないなんて・・・なんか実感わかない・・・。」
キャバクラ普段行かないとは言ってた割に、結構同伴してくれて
いっぱいかまってもらった
そー君とはできない普通のデートをしてくれたし
いろんな、楽しさをくれた
そして、支えてもくれた
「俺も、実感わかないな。でも、都心行けば忙しくなるし、会いにも簡単には来れなくなるしなぁ・・・。」
「寂しいね・・・。」
「そうだな・・・。だから、早く都心に来いよ!楽しみに待ってるからさ。」
「うん。ところで、都心行って仕事は何するの?就職決まったって事?」
今更聞くなよて感じだけど・・・w
「あぁ、前働いてた所に戻るんだ。」
「え、じゃぁ、前も都心にいたんだ?」
「そうそう、んで実家に戻ってきてたんだけど。会社から戻ってこないかって声がかかってね。」
「へー。こうちゃんて意外と優秀社員だったのね♪」
「あはは。ただ単に人手が足りないだけかもしれないけどね。」
「またまた、ご謙遜を(ノ´∀`*)」
前の仕事ってなんだったんだろ・・・
パチンコ屋の店員にしては・・・金持ってるし・・・
もしや・・・エリート(*´∇`)??
もしや・・・一緒に行けばリッチな暮らしが待ってた(*´∇`)?
なんて、バカな想像はしたけれども
今の私は、辛くてもそー君について行く事が幸せだった
毎日が辛くても、いつか・・・そー君と幸せになれると信じたかったから
その日は、付き合いは短いながらも思い出話にふけった
こうちゃんと一緒にいると、なぜか自然な自分でいれて
仕事してるなんて忘れそうで
あっと言う間に時間は過ぎてった
「これからも、メールするからね。ちゃんと返してね。」
見送りの時に私が言う
「もちろんだよ。都心来たら、いっぱい遊ぼうな。普通に遊びに来るだけでもいいからな。」
「元気でね・・・」
「ゆいちゃんもな・・・。何かあったら電話しろよ。相談なり、愚痴なり聞くからな。」
「うん、ありがとう。」
そう、言って
こうちゃんは帰っていった
もう、当分会えないのだと
見えなくなるまで背中を見つめていた
短い間だったけど、本当にありがとう
店に戻ると、店長に呼ばれた
ユリエとの喧嘩の事なのは間違いない
そんな嫌な話して今のこの気分壊したくないよ・・・
とは、思いながらも、渋々と店長の所に行く
「アヤやミレイだけでなく、他の女の子達からも聞いたけど・・・ユリエ相当ひどかったみたいだな。」
「そうだね。ぶっちゃけ、最低かもね。間違いなく、うちの店には合ってない子だと思うよ。」
あの時の怒りが戻ってきた
「それでな、店側としてはさ。今のNO1取りそうな勢いの子をクビにはできないんだ・・・。」
「そりゃ、売り上げ考えれば当然だろうね。」
それが、わかっててユリエはあの暴言を吐いたわけだろうし
「でもな、他の女の子達がヘルプにつきたくないって言うわけさ。」
「あんな事言っちゃえばね。当然なんじゃないのかな。」
「でも、店としては、ヘルプつけない訳にもいかないじゃないか。」
「そりゃそーだ。」
「おじちゃん、どうすればいいかな(´・ω・`)?」
(´゚ω゚):;*.':
「え、それを、私に聞いちゃうの????」
あんた、店長だろ・・・
女の子なだめるなり、他の方法考えるなりしろよ・・・
「んー・・・考えてはいるんだが・・・どうすればいいのかわかんなくてなー・・・。」
(*´∇`)・・・この店長でこの店大丈夫なのかしら・・・
「んー・・・。1.開き直ってヘルプをつけない。2.新しく入ってきた女の子にヘルプさせる。3.発想の逆転で私をヘルプにつける。」
さぁ、どれもめちゃくちゃな発案だが
「うーん・・・。普通に考えれば2かなぁ・・・。」
「でも、2をやると・・・間違いなく派閥ができるだろうねぇ・・・。」
ユリエの事だから、何も知らない子にはやさしく可愛がるだろうし・・・
なんとなく、ユリエの腹黒さが見えてきた私だった
「そうかぁ・・・。うーん・・・。おじちゃん、胃が痛くなってきたよ。」
いや、しっかりしろよ・・・
店長でしょうが!
「じゃぁ、やっぱ女の子なだめるしかないんじゃないの~?」
「なだめられるかな・・・(´・ω・`)」
なんだ、このしょぼくれた店長は・・・
「いや、店長なんだしさ。しっかりしようよ・・・いつもの威厳に満ちた態度はどうしたのよ・・・。」
「女の子達からユリエの話し聞いててな・・・なんかみんな怒っててさ。勢い負けしちゃったよ。」
しっかりしろー!!!!
負けるなよー!!!
「ふむ・・・しかし、私には他に案はないし、どうにもできないよ。気持ち的にはユリエなんか辞めてくれればとか思っちゃってるくらいだしね。」
「だよな・・・。」
「んじゃ、私はもう行くよ。」
そう言って、店長の元を後にした
なんだか、少しこの店に不安を覚えたりした・・・w
「ゆいー。」
アヤが駆け寄って来る
「あのね・・・。」
そう言って、私に耳打ちをする
「ほー・・・wそれは、おもしろそうな('ω'*)♪」
「でしょ。OKかな?」
「OK!もちろんOK!」
なんだか、楽しい事になりそうだ♪