「色恋の調子はどーよ?」
店に着くなり、そんな会話のそー君
「とりあえず、今日1人にやってみたよ。」
実際できてるかどうかは別の問題として・・・
やったことに間違いはないのだから
「そーか、そーか。んじゃぁ、一つアドバイスをあげようか。」
「うん!教えて!」
「まずは相手の懐に入り込みな。相手に信用させてる事が一番だよ。どんな事態になってもお前を信じてくれるようになるまでは、下手に動かず。ゆっくり相手の信用を得ろ。信用さえされちゃえば、後は簡単だからね。」
ふーん・・・
そー君はいつもそうしてるのね・・・
色恋してるかどうかは知らないけど・・・
そんな風に思ってしまう自分の醜さに少し呆れる
最近は、歌舞伎町に出る準備だって言って
お客さんとのアフターばかりしている・・・
私との時間がどんどん減る・・・
『夢のためだから、我慢してな。乗り切れて夢がかなえば、ゆいを全力で幸せにするからさ。俺への投資は未来の自分への投資だと思ってよ。今は辛いだろうけど、一緒にがんばってよ。』
そりゃー・・・ずっと一緒にいれるならと望んだのは私
理解して、我慢しなければいけないとは思うよ・・・
それでも、やっぱり寂しいと思うのは自然じゃないのかな・・・
それも、全部隠し通さなければいけないの?
不安と疑念に負けてしまいそうだよ・・・
これを乗り切れば幸せが待ってる・・・
自分にいつも言い聞かせてる
でもね・・・少し疲れたよ
自分の人生は自分次第
そー君との未来を望んだのは私
誰にもそー君の事で負けたくなかったけど
だけど・・・人はそんなに急に強くはなれないよ・・・
自分が客かもしれないと言う疑念
これから、乗り切って終末を迎えるまで・・・ずっと、抱き続けてなきゃいけないのかな・・・
お願いだから・・・私を信用させてよ・・・・
色恋なら、ちゃんと信用させてよ・・・
でも、色恋なんて嫌なんだ・・・
矛盾だらけの自分の気持ち、どう整理すればいいの?
2人の時間が減ってる今、どうやってあなたの気持ちを知ればいいの?
どうやって、あなたを信用すればいいの?
ただ、一つだけでいいから・・・
私があなたに愛されてると言う証拠が欲しかった・・・
不確かなものを信用しつづける事ほど、難しいことはないんだよ・・・