「なんだよ~、ゆいは今日やたらご機嫌だな~」




ぁ、わかります(ノ´∀`*)?




「そんな事ないよ~。お腹すき過ぎてテンションおかしいだけ~ヾ(*´∇`)ノ 」




私の客で、毎日のように通ってくれる武田さん

通称:たけぴー


「じゃぁ、適当にフード頼んで食べながらでいいから、お父さんにご機嫌な理由を話してごらんよ。」



「本当に、なんでもないんだってば~。」



と、言いながらもフードを注文する私

貰えるものは貰っておこう(`・ω・´)

実際、お腹はめちゃくちゃ空いてるわけだし・・・



「隠し通すなら当ててやる~。って、どーせ男なんだろ・・・お父さんは寂しいなぁ~」



やっぱ、バレバレか・・・(´・ω・`;)

本来ならキャバ嬢としては隠し通さなければならないんだけど・・・

たけぴーだからいっか~



「誰を好きになっても、ゆいはたけぴ~の娘だよ(´;ω;`)ウゥゥ」



娘営業万歳ヾ(*´∇`)ノ



「しっかし、まぁ・・・ゆいが人を好きになるとはなぁ・・・」



・・・失礼な・・・私だって普通の19歳の娘だ

恋したっていいじゃないか~♪



「いったい、どれほど完璧な男なんだ?」



... Σ(゚ω゚)?

なんで、完璧な男ってわかったのかしら・・・



「ゥ-ン...( ;-ω・)aポリ、どんな人なのかよくわかんないΣ(ノ∀`*)」



実際、私は蒼希さんの事をよく知らない

それでも、好き・・・



「本能的にこの男だって思ったのかな?直感?野生の感?」



たけぴ~は、一目惚れか!と驚いていたけども

なんだかんだ、ちゃんと応援してくれる良い人なのだヾ(*´∇`)ノ









「お疲れ様でした~。」



店が閉店して、着々と他の嬢達が帰路につく

私は帰る前にアヤと話したいと思い、アヤの姿を探したが

アヤの姿は見当たらない・・・



あれ~??

何も言わずに先に帰るわけないしなぁ・・・

どこいったんだ・・・・?



「店長~アヤは~~~~~?」



「アヤなら、ホストが迎えに来てさっさと飲みに出かけたぞ。まったく、せっかく稼いだ金をホストに使いやがって・・・」



んま!

アヤはまたホストか・・・


店長がまだぶつくさ言っていたが、アヤのことがわかればもう用はなし・・・

さっさとその場を立ち去る




・・・帰るかな・・・



帰り支度を済ませて、さっさと店を出る


店を出たそこには・・・蒼希さんの車があった




∑(゚ω゚ノ)ノ キュ!!!



車の窓が開き、蒼希さんが顔を出す


「乗って」


そう言って窓がすぐ閉まる



びっくり・・・

アヤみたく迎えに来られたのかな・・・

お店まで飲みに行くのかな・・・



とりあえず、車に乗り込む



「お疲れ様~♪」


そう言いながら頭を撫でて、車を出す


・・・どこ行くのかな・・・




「空腹大丈夫だった?」



「お客さんに食べさせてもらったヾ(*´∇`)ノ 」



なら、良かったと微笑む



「で、家の近くなったら道説明してね」



... Σ(゚ω゚)送ってくれるのか・・・




「え、送ってくれるの?」



「だから待ってたんでしょ」



そりゃ、そーかもだけど・・・店に連れてかれるのかと思うじゃん



「アヤみたくお店に行くのかと思ったんだもん(´・ω・`;) 」



その言葉に蒼希さんは笑った



「俺と、瞬を一緒にしないでよ。」


瞬ってのはアヤが指名してるホストの名前

一緒にしちゃ、失礼か・・・ホストはホストでも代表さんだもんね・・・



「ただ、心配だったからさ。辛かったんじゃないかなーって・・・。」



あら、やさしい(ノ´∀`*)



「大丈夫でしたよ。意外と強い子なんですよん♪」



「お酒も強いもんなw」





蒼希さんは本当に家の前まで送ってくれた



「んじゃー俺店戻るから~。ゆっくりおやすみ~」



「送ってくれてありがとーでした(ノ´∀`*)」




蒼希さんのマメな動きに惚れ直し

そして幸せな気分に酔いながら、その日も私は眠りについた