アフリカウシガエルを紹介しますグラサン

アフリカウシガエルは、現在日本に生息して生態系を脅かしているウシガエルとは種類が違います。
アフリカウシガエルは、名前の通りアフリカのケニア等に生息しているカエルです。
繁殖に必要な条件が、乾燥と高温だそうで、日本に帰化する可能性がないからか、ペットとして日本に輸入されています。

日本に生息しているのはアメリカから輸入されたウシガエルで、食用として日本に入ってきて、環境に順応してしまったんですね。まぁ彼ら自身も被害者ですね。

もちろんアフリカウシガエルが絶対に国内での自然繁殖をしないかどうかは、長い目で見たらわからないのですが。

前置きはここまで。




名前はドーラです^_^
そうです、あの言わずと知れた、若い頃美人で有名なあの一家の!

二年前の静岡で開催された、冬レプでカエルブリード研究所さんから購入しました。


比較対象がないですけど、その当時500円玉サイズ。
上陸後どのくらい経過してるかわかりませんでしたが、我が家に来た時から数えると、この一月で2歳になりました。

手足の白い部分は青みがかっていて、背中は光の反射で輝いていましたデレデレなんと神々しい…


アフリカウシガエルのことは、ヒキガエル飼育をしているうちに、他のカエルにも興味を持ち出し、色々調べていくと意外に安価で、しかも大きくなると2kgを超えるということを知りました!ただそれは雄に限られるそうで、メスは半分以下の大きさで成長をとめるみたいです。

でかいものに憧れる典型的かつ安易な憧れから、欲しくて欲しくてたまらなくなり、勢いよく車を走らせ会場に向かった思い出があります。


コンビニの小サラダくらいの大きさの入れ物に入って、30匹程度が並んでいましたが、アフリカウシガエルの雌雄判別はこの段階だと難しい (というか無理) らしく、突然の博打。
すいませーん、雄くださーい。のつもりで行ったので心の準備してないから、どれを選ぼうか本当に悩みました。一時間くらいはかけたかなー?

その後何となく目があった気がした、君に決めた!……結果的にはメスでしたてへぺろ



これはどこからか拾って来た画像。
右が雄で、そもそも頭の大きが全然違うんですね。


成長が進んで、1年を過ぎた頃、
静岡県沼津市の、淡島マリンパークという施設にある、カエル館という魅惑の館で、少し仲良くなった飼育員さんに、沢山撮り溜めた写真を見ていただいて雌雄判別はしてもらいました。
(あそこはいい施設だなー、帰るタイミングを見失う)

まぁ博打には負けたけど、念願のアフウシ。可愛くて仕方ないですちゅー


7cmくらいの時。手短いねーおねがい人間だったらお尻拭けないよ??ニヒヒ
オンオフの時の体勢が違いすぎてホントに面白いです、
寝てる時は、このまま溶けちゃうんじゃないかと思うくらいペターっとなるのに、いざご飯となった時の目と動きには時折り恐怖すら覚えるほど。


これは触られて気分がブルーでグデっているところ。撮影会すまんね滝汗


(ちょっとコオロギを捕食する動画登場)
上の画像からすると想像できない感じです。

餌がくるのわかってオンの時。





この時で一歳くらいかな?
この初速。動き出した時に一瞬でトップスピードに乗るところ。たまらん……!(後ろで餌を羨ましそうに見てるシャルル、お前もたまらんよ照れ)

アフリカウシガエルにはカエルには珍しく歯状突起があって、噛まれると流血ものだそうです。実際にやられて血を出してる気の毒な方の動画も見たことあります。
いちいちビクつきながらの給餌。奴の領域に踏み込めばイチコロだ。って感じ。




庭で瀕死だったセミさんにも成長にご協力いただきました。


現在餌は、温室にいるとはいえ冬の間は週に一回、カルシウムパウダー添加コオロギL Lを10〜15匹。もしくは、以前のモリアオガエルの記事の時に紹介した、人工飼料を配合させたものを与えています。
人工飼料の一粒の大きさは、コアラのマーチくらいかな?ぷっちょ?くらい。
大体3粒、あげても落ち着かない感じの時は4粒。

夏場は週二回ペースです。

ヒキガエルよりは腸内サイクルが早いみたいで、ちゃんと加温してるとバンバンうんちを出しますね。

最初のうちはウレタンマットで飼育していましたが、余りの排便のペースと臭いのキツさに耐えかねて、現在はフロッグソイルで飼育しています。
フロッグソイルのバクテリアは優秀ですねーニヒヒ基本排便は見つけたら取り除くようにしていますが、仮に見逃しても分解されています。臭いも気になりません。

掃除の時たまに、あれ?これうんちだったんじゃない?って塊を見る時がありますてへぺろ乾燥しきって臭いもない。

とにかくとんでもない大食いで、あげたらあげただけ食べちゃうので、孫を太らせちゃうおじいちゃんおばあちゃんみたいにならないように気をつける必要があります真顔
コオロギがわんこそばみたいなペースで飲まれていくので。

最初は大きくなってもらいたい一心で結構食べさせちゃってましたが、雌だとわかった時点で今後減らさなきゃなーと思い、今の給餌ペースです。

人間が牛乳飲みまくったところで、誰でも2m超えられるわけじゃないのと同じで、無理に食べさせても身体に負担をかけるだけ。長生きしてもらうのが望みなのでデレデレ



実はもう1匹購入する予定で、先程登場した淡島マリンパークの飼育員さんに先週あたり、購入希望を出していました  (淡島マリンパークはfeverという生体のネット販売をしてる。)

ただ今回は流通が無いとのことで見送り。また流通再開された時に再度お願いしようと思っています。
いつか出会うその子が、オスであって、とんでもなくデカくなるポテンシャルを秘めてることを願います。

ドーラはドーラグッド!
長生きしてもらいます。



まん丸。良いねニヒヒ


我が家に住んでるカエルの紹介は以上です。今後まだ増えそうですけど…