座間味島はそんなに大きい島ではありません。
自転車で回るとなると、それなりの覚悟と体力と時間と根性が必要ですが、30代の男二人はそんなものを持ち合わせているわけがありません。

島の全景です。
我々が宿を取ったのが西にある「阿真集落」
東に向かって、座間味→古座間味と向かったのが前回の話。

今回はそこから先の阿佐集落へ向かいました。

とにかく世界に名を轟かす「ケラマ・ブルー」は、在沖6年の私が持っていた「海の綺麗さ」の価値観を完全に変えました。
阿佐地区の、誰も居ないコテージ群の目の前にあった浜。
貸切状態です。

人っ子一人いません、この地区には売店もないのです。

矢代さんは全身でこの自然を表現してくれました。

この後我々はバイクでひた走り、道の終わりにたどり着きw帰ってきました。
この阿佐集落は琉球王国時代、首里の冊封使が着岸する場所だったとのことで、船頭主の跡地もあるとか・・・というわけでバイクをどうしても運転したいとゴネる相方を、港の中限定で乗車させ(公道じゃなければ合法だったはず・・・)、集落練り歩き。



20分ほど撮影を楽しみ、港に戻ると、地元の少年F君が話しかけてきました。

学校の話とか色々話してくれるF君。
で、飽きた矢代。話しているF君に構うことなく
「よし、行こう。」
容赦ありません。

F君にお礼にとジュースを買ってあげることにして自販機へ。矢代君は「絶対にコーラだ」と力説しましたが、案の定ファンタグレープを取ってお別れです。

古座間味ビーチは上から見るとこんな感じです。

高月山展望台から見下ろす阿佐の海岸。

てか本当にやばい。
遠くに沖縄本島も望めます。



北端の海岸

どうしても一人で運転したい矢代。

結局、後から一人で原付を借りて出かけると言い出しました。
まあ、でも高い金払って来てる旅行だしね、いいよ。って、善意で言ったんです。

島をぐるっと回って、阿真に帰ってきて、バイクを返す前に、島の中心にある「105ストア」に行って、夜の晩酌用の島酒・・・詳しく言いますと、夜に他の宿泊者の方との交流も図れるようにってこの宿にした経緯がありまして、それなのに前日早々にノックアウトw最終日だし今日こそは!的なね。それで買いに行ったんです。
ストアの前にはこんな可愛い看板が!

猫カフェw俺には一生はいれません。

ストアに入るなり
「やべぇ!サーターアンダギー売ってる!」
と吠える相方。おーい、ここ、沖縄だよ?

座間味特産の「山桃酒」というリキュールと、以前Mr.エスティマの結婚式で好評だった泡盛の梅酒を買ってストアを出る。

何故かすでにビールを飲んでいる相方。

私「あれ?お前原付借りるんじゃなかったの?」
矢代「ん?うん、もういい。だって飲みたかったから(^O^)」

本能に従う。それが矢代雅士。

宿に戻って、少しのんびり。

他の宿泊者の方と談笑する中、堰を切ったように飲み出す矢代。終いには夜用に買った上記の酒に手を出す始末。

私「いや、お前今から海行くって話したじゃん!」
矢代「だって、冷えたやつ買ってきたのに、夜になったら温くなっちゃうでしょーよ!」
そうなんです、冷蔵庫とかないんです。

でもそこは矢代さん、我慢なんてしたくないんで、ゴクゴクと。

私「飲みすぎだよ!」
矢代「何も分かってねーな。半分飲んでも、水足したらまた一本になるでしょ?で、また半分飲んだら水足せばまた一本になるんだから大丈夫!」

他のお客さんも大爆笑です。

なぜそんな事が考えついたのか。そしてそれを何故一本とカウントできたのか。

結局仲良くなった同世代の人と海に行くことに。
酒しまって来いと言うと、ラッパ飲みしながら部屋に戻る矢代・・・

この後も彼は集団行動を外れ好き放題泳いでいました。
フィン擦れで足から血を流したまま・・・

宿に戻って風呂から上がると、また姿を消す矢代・・・
仕方ないので近くの商店で沖縄そばを二つ買って戻ると、大喜びです。

で、そのまま晩酌。今日はヤキトリ缶とポーク缶。


右端に映る山桃酒の量にご注目ください。
私はこの時点でこのお酒を紙コップ半分しか飲んでいません。

ちなみに殆ど泥酔です。矢代君。

この後庭の隅のテーブルで飯を食っていました。
曰く
「足んねーんだ全然」
そう言って彼はカップ焼きそばを食べだしたのです。
彼は飲んでしまうと満腹中枢に支障を来すらしく、無我夢中に食に走ります。それは眠りが近いという事のサインの表れでもありますw

彼はこの日、お酒の他に
沖縄そば1杯
カップ焼きそば1杯
ポーク2/3缶
ヤキトリ3/4缶
お菓子2袋
を完食しています。

民宿の飼い犬「ちゅら」と戯れる矢代。
お菓子(豆類・・・)をあげてなつかせる矢代
自分もビール(もはや測定不能な本数)飲んでご満悦。

はいお手!

まさかの矢代のカバンにお手するちゅら君。出来る子です。

私は犬がテーブルに上がること自体疑問符なのでずっと文句を言っていたのですが、実家同様に犬には甘い矢代。

しかし、自分もだいぶ酔っ払い(山桃酒を結局殆ど一人で飲み干しやがりました。水で薄めることもせず。)、目もうつろになった頃、犬だって物欲しさに手を伸ばします。すると矢代君の最後の山桃酒のコップをバッシャーッン!
タバコ水没w

「てめー何やってんだよこのバカ野郎!どうすんだこれ?もう吸えねーだろーよ!!買ってこれんのかオメー!!」

最低です。
後ろでは沢山の家族連れが夕食を囲んで団欒しているのに、この男は犬相手に怒号をぶちまけているのです。

8時すぎ、夕飯も一段落して、ようやくゲストの皆様も談話し始めた頃、私たちも合流。
山桃酒が空になっている事にため息を吐きましたが、驚くべきは梅酒も半分位なくなっていたのですw

どんだけ飲んでんだよ!!!!

で、沖縄本島の観光スポットについて話が盛り上がり始めた頃、矢代君は立ち上がり
「片付けんのメンドクセーな・・・」
といって部屋に帰っていってしまいました。

その後2回ほど呼びに行ったものの、爆睡。しかも一回は何故かキレられw

結局一人で1時過ぎまで他のゲストと歓談し、眠りについたのでした。

翌朝、6時過ぎに目が覚め、床でウダウダしていると、さすがに相方も起きたらしく。

寝ている私に気を使ったのか、一人で散歩に出ようとしていました。

しか~し。

部屋のドアを開けた途端、

「ぶぅっ」
と放屁。
何故開けたなら外でしないんだお前は。

しかも私が寝ているのにドアを開けたまま出て行く男。

そういえばこの滞在中、彼が部屋に戻った後、必ずドアは全開でした。

心も部屋も無防備。それが矢代雅士。

たまらず外に出ると
「あ、タバコないよね?」
と聞いてくる。その前に言うことあんだろ!!!

精算し、9時の船で本島に帰る。
まさかの茨城県立竹園高校の皆さんと同じ船・・・やはりジッとしてられず、船の中を彷徨い、結果船酔いしてリバースした矢代。ずっと寝ていた俺w

こうしてふたり島旅は終わったのです。

結論。
楽しかった。最高にね!
ありがとう矢代!


「朝の4時になったら起こしてね。」

前日、食後の散歩が終わって二人で晩酌(と言っても5時すぎ)の際に矢代に言われたので、4時にアラームをセットしておいたのです。

ちなみにその晩酌の図。
まさかのポーク缶を二人でかじって食べるというワイルドぶりw

で、朝の4時。
私「おい、矢代、4時だよ・・・」
矢代「んぁ?なんだよ・・・」
私「だから、4時、起こしたけど・・・」
矢代「4時は明日もあるでしょうよ・・・zzzz」

はいでました~。起こし損。

結局6時になって一人で散歩に出た我輩。
島の朝焼けはとても綺麗でした。


いいね!(・∀・)
超清々しい!!二日目もNOPLANなので、色々考えながら宿に戻ると、物凄く眠そうな相方がタバコを吸いながら背伸びしていました。新鮮な空気より、タバコの煙。それが矢代という男。

朝飯を食おうにも、何も用意しておらず、店も空いていませんw

なので早々に近くのレンタル屋さんでバイクを借りて、島巡りを開始しました。この島には勿論コンビニなんてもんはないので、道のどこかになにかあったらそれを食おうという約束でいざ出発です。

矢代君は50ccを1台づつ借りたいとのことでしたが、そこはチープ旅行、125ccを借りて二人で借りたほうが安いという案を強行採決しました。
まあ相方は納得いかないオーラ出しまくってましたが、そこは無視しました。


これはレンタル屋のカウンターにいた小さいRody。可愛かったのでパシャリ。

少し行くとマリリンの像。
こちらは映画「マリリンに逢いたい」のマリリンです。
お求めはコチラw
マリリンに逢いたい [DVD]/松竹ホームビデオ
¥3,990
Amazon.co.jp
私の大好きな三浦友和さんもご出演されています。

阿嘉島にはシロの像もあるらしく、次は阿嘉島に行ってみたいもんです。村内航路で200円。。。行けばよかったw
まだ曇ってる空にテンションもあまり上がりません。

港近辺を回っても特にめぼしいものはなく、ただただ腹は減るばかり・・・

さすが矢代君だなと思ったのは、
「いいよ、もう自販機でジュースで!」
いやいやいやw

そのまま我々は島のもう一つのビーチである古座間味ビーチへ!ここがめっちゃ綺麗なんです。
本当に。

しかも着いて間も無く晴れ間が広がり始めて、テンションも急上昇!しかし見つけた売店はまだ空いておらず(現在朝8時)、二人で売店の中にあるカップラーメンを見つめていました・・・

腹が減ると、なんだか悲しい気持ちになるよね。
たまらず矢代君、近くのビーチスタッフに何時に開くんですか?と聞くと、8時半との回答。

よし!8時半まで待って、開かなかったらどっか行く!そう決めて待機。

このビーチは入口がオープンテラスみたいになっていて、オサレでした。

そして8時半、誰も来ないし開かないっていうw
諦めかけて、矢代君が
「もういいよ、行こう・・・」
おつぶやいたその時・・・来た!
店員さんキタ━(゚∀゚)━!

店員というよりは、もはやオヤジとしか言い様のないおっさんでしたが。

で、230円のカップヌードルをという約束だったにも関わらず、
「このカレーとか頼めるんですか?」
と矢代君。もう、飢えてます。

しかし、開店直後に出来るわけねーと突っ込んだ私を尻目に
「出来るよ。」
と一蹴するおっさん。

え?HEROの田中要次!!?

というわけで結局二人ともカレーをオーダーし、しばし待つことに。

この看板に反応した矢代氏w

10分程待って出てきたのは私のオーダーした、
「タイ風レットチリカレー」

う・・・美味そうだ・・・一昨日からまともに飯を食っていないので物凄くやばかった・・・

そして矢代君の・・・

・・・ってオイ!
はい、我慢できずガッツリ食ってました・・・
本能に純粋。それが矢代雅士です。

腹も膨れた午前九時。古座間味ビーチを後にしたのです。


そもそも相方の矢代雅士というのは、最高に面白い男で、まぁ本人の性格を十分に理解していないとおそらく多くの人間は
「イラッ」
とすることも多いと思う。

自由・純粋といった何ものにも捉われないスタンスこそ彼の持ち味で、これまで同行した殆どの場においても、彼は食べたい時に食べ、飲みたい時に飲み、寝たい時に寝ている。

代表的なエピソードとして、我々「愉快な仲間たち」のA君が結婚式を挙げた夜、2次会の会場に向かうバスの中で、東京に戻るといった俺と、今日はこっちで飲んで、明日始発で帰れとごねる矢代。

結局ごね得で私は地元に残ることにし、2次会の会場へ向かったわけだ。

しかし肝心の矢代の姿が見当たらず、本人に電話すると
「大悟、わりぃ、気持ち悪いから帰る」

といってさっさと帰ったのだ。

実家暮らしの割には普段はまともに食事を摂らず、休みの度に魂でかっ喰らうのが矢代流。

散歩の途中で見つけた商店でやはりビールを買い、寝不足で死にそうな私がもういらんと話すとじゃあ貰うね、といって喜んで注ぎたしていた。

酒の事となるといつになく真剣な目をする男だ。
手元にはナビスコリッツ。

この男は酒のつまみに必ずと言っていいほどリッツかクラッカーを買ってくる。そして一人でボリボリ食べる。ちなみに止まらない。2年前に我が家に一人で遊びに来た時も、最終日にクラッカーを買ってきて、1時間もしないうちに一箱食べ終えていた。彼が帰った後、床中に散らばったクラッカーのカスを掃除したのは記憶に新しい。
更に彼が座っていた窓際の椅子の下には、潰れた缶ビールが何本も捨てられていた。

酔うと彼はどこでも自分のお家感覚になってしまうのだ。

座間味の自然は素晴らしく、集落の角一つとっても、画になる空間は無限に点在する。

ちなみに写真に写っている車は現役車だった。

自称散歩好きな矢代君を説得し先ほどの阿真ビーチでシュノーケリング。
イントラを辞めて以来まともにシュノーケリングするのはこれが初めてかな?あ、去年青の洞窟でちょっとやったか・・・

しかし桁違い!めっちゃきれいです。海。

そしてこの阿真ビーチは、野生のウミガメが海草を食べに来るのです。我々は運よく2日間とも亀に会えました。

もちろんDon’t touch!まあどっかのバカな家族が写真撮りたさにベタベタ触ってましたけど。死ねばいいのに。

機材を返してまた散歩。矢代君は疲れているときに限って余計なコースを見つけてきます。

日も暮れだすころにこの山道を歩こうと言い出したのです。

途中まで登って、

結局先がわからないということでドロップアウト。

後で聞いたところ、この先は阿真集落の拝所(うがんじゅ)だったのでした。
行かんくて良かった・・・クワバラクワバラ・・・

夕日はきれいでした。

素泊りの我々はビーチでカップラーメン。FBのウォール写真にもなっています。

ちなみにこの日、我々は5時40分を確認した後、翌朝まで目を覚ますことはありませんでした。