「爆笑問題のニッポンの教養/野田秀樹×爆笑問題」、
NHK総合、2010/07/13

この番組を観るのは実は初めてですが、野田秀樹さんがゲストということで観ました。
多摩美術大学でのワークショップ風景に始まり、その後、対談に移行する番組は、とても興味深い内容になっていて、30分で見終わってしまうのが、とても惜しい。もっと時間が欲しい、という感想。
まあ実際、今回は前後編になっていて来週この続きがみられるので、きっと番組制作側でも一本分におさまらなかったのだろうなあ、と僕の想像。

学生時代、スタニフラフスキーシステムを学んだことのあるという太田さんが、
「日本人に演劇って合わないのではないか」というと、
「だって、戦後の演劇ってのは、そもそも輸入されたものだから」と答え、
と、現代演劇/日本の演劇/演技論を考えるにあたっての重要なキーワードやヒントのちりばめられた言葉の数々です。
で、それは日本文化論ともなっていて、最新作「ザ・キャラクター」とも通ずるのですが、「日本の文化は幼い」という言葉につながり・・・

いちおうこれでも演劇に関わって生きている身として、ドキリとする番組だし、野田さんはまとまった演劇論についてまだ著述のない演劇人ですから、興味津々です。
来週も楽しみ、というか1時間スペシャルとかで延長してやってほしい。
かつて夢の遊眠社に通っていたという太田さんの熱くなりかたが、なかなか(うるさいけど)よかった。


あと、夢の遊眠社時代の映像が少し流れて懐かしかった。
最近、大舞台での野田さんは、なかなか真ん中で演じることがなくて、きめの大台詞とかもやっぱり少ないので、
俳優・野田秀樹のファンとしては、ときには大舞台での野田秀樹の長台詞やきめのモノローグをききたいなあ、と、
思ったりします。ね。