天璋院篤姫 大河ドラマと原作 | 懐メロ歌ってみた@POP伝導士はるちゃん

 

ドラマの方が名作ですね。

やはりあの、小松帯刀と長々と

将棋を指すシーンがクライマックスではないでしょうか。

ノリノリな堺雅人はイラっときますがw

 

原作は上巻はいいのですが下巻はちょっとダレてます。

和宮との行き違いで篤姫が意地を張って距離を置く所は

あんなに長々と書かなくて良いと思う。

篤姫の印象が悪くなるだけだ。

 

歴史小説の価値って文章とか表現とかというより、

著者が取材、資料収集等でかき集めた史実や史実らしきものを

一つにまとめた所にあると思う。

むしろ文章が先に立ってしまうと良くない。

だから準備段階が最も重要なのだ。

 

歴史小説の「文章」で最も優れているのは

吉川英治の新平家物語だと思う。

オリジナルな部分も楽しめるしオチも素晴らしい。

かといって文章が出すぎていない。

吉川氏の中でもあれを越えるものは無いと思う。

 

篤姫の原作を読んで知った史実、史実らしき事。

■阿部老中は若い女子とやりすぎて死んだらしい。

■幾島の本名?が松坂らしい事。

 ドラマで幾島を演じたのは松坂慶子だ。

■篤姫はどうやら生娘のまま生涯を閉じたらしい事。

 家定とは一回も無かったと。まあそんな事は分からない

 事であるが、宮尾氏はそう推察しているようだ。

個人的にはヤリまくる篤姫のAVが見たい。

故人の冒涜には当たらないと思うが世間は許さないだろうね。