私はこのブログでよく、「歌は上手ければいいってものでもない」って書いているような気がするけれど・・・。

 

考えてみたら、どういう歌が上手い歌なのかって、人によって感じ方が様々なのかもしれません。

 

私が普通に「上手い歌」って言う時にイメージしているのは、まずは

 

ピッチ(音程)とリズムが正しい歌。

 

そこに加えて、「歌い回し」的なものが、なんか上手い、みたいな・・・。

 

例えば、ビブラートとか、しゃくりとか、そういうカラオケの採点にあるような、歌が上手く聞こえるテクニックを使いこなしている歌とか・・・。

 

 

でも、いくら音程とリズムが合っていて、歌の技術を駆使して歌っていたとしても、それで人が感動するかといったら、微妙ですよね。

 

 

 

じゃあ、どんな歌が「いい歌」なのか。

自分なりに考えてみました。

 

もちろん、最初に書いたように、それは人さまざまなので、あくまでも私が思う「いい歌」について。

 

 

1.大前提として、ピッチとリズムがある程度以上正しいこと。

 もちろん、そんなの全然めちゃくちゃでも、味のあるいい歌はいくらでもあると思うけれど、あくまでも「歌い手」としての前提で。

 

2.声質

声に深みがあって、豊かな音色であること。

その人なりの個性的な声であること。

 

たまに、何もしなくても持って生まれた声が本当に美声の人っているけれど・・・。

 

そういう人はちょっと置いておくとして、声ってその人の人間性を反映してるような気がする。

歌が上手くなりたかったら、人間性磨けって、自分に言いたい言葉です(笑)

 

3.表現力

表現力っていうのは、ちょっと抽象的な言葉かもしれませんが・・・。

歌詞の内容が、自然と相手に伝わるような、そんな歌。

 

 

もっといっぱいあるかと思ったら・・・書き出してみたら、案外シンプルでした。

 

 

結局、いい歌は人を感動させる。

 

目指すのは、上手いねって褒められることではなくて、聴いてくれた人が、最後にはほっこり気持ちがあたたかくなるような、元気になるような、そんな歌だな。