先日、というか一昨日、ライブの前になると、必ず恐怖を感じて、やりたくないって思うということを書いたけれど・・・。
実は、怖さを感じるというのは、自分が成長した証拠でもあるなぁと思うんです。
まだ未熟なうちって、わけもわからずやっているから、そんなに怖く感じない。
だんだん、いろんなことがわかってくるに従って感じる怖さって、あると思うんです。
自分に対しても、どんどんシビアになってくるし。
だから、怖さを感じるというのは、悪いことじゃないと思うんです。
やっぱり緊張感というものはずっと持ち続けていたいと思うし・・・。
慣れて簡単にこなすようになったら、たぶんその歌はとてもつまらないものになるんだと思う。
そうやって、少しづつ大きなことに挑戦していくから、常に怖さがある。
いつも当たり前の同じことをしていたら、緊張なんてしないしネ。
そして、いつの日か、緊張も怖さも超えて無になる心境がやって来るのかもしれません。
客席からステージを眺めていたとき、ただ楽しそうで、羨ましかった。
いざ自分がそこに立ってみると、楽しいだけじゃないんだなってことがわかる。
準備やら集客やら、いろんなことに神経を使って、大変さも、怖さも味わって、あの場所はただ華やかで楽しいだけじゃないことを知って。
それでもやり続けるのかどうか。
怖いけれど、こんなにワクワクして楽しいこともない。
どんなことにワクワクして、楽しいと感じるのかは、人それぞれ。
結局、自分の人生は自分にしか生きられないものね。
かっこ悪くても、失敗ばかりでも、何も挑戦しないよりは、ずっと豊かな人生だと思う。
何もせず、ただのんびりと生きていくことは、自分には出来ないって知っているから・・・。