先日、知り合ったばかりの方と話していた時に、
「なぜ歌うのですか?」と質問されました。
ん〜?
もちろん、色々思うところがあって、歌っているのだけれど。
でも改めて「なぜ」と聞かれると、
「とにかく歌わずにはいられなかった」というのが実感。
人って不思議ですよね。
どうしても、それをやらずにはいられない、ということ、ありますよね。
人によっては、それは料理やお菓子作りかもしれないし、絵を描くことかもしれない。
踊ること。
走ること。
山に登ること。
魚釣り。
本を読むこと。
人と話すこと。
楽器を弾くこと。
コーヒーをいれること。
数式を解くこと。
しゃべること。
人にモノを教えること。
泳ぐこと。
花を育てること。
・・・
etc.
選択肢は無限にある。
1つじゃなくて、いくつものことを同時にこなす人もいる。
そんな中で、この数年間、歌うことだけに、ずっと必死だった。
とにかくやらずにはいられなかった。
それこそが、自分が歌を歌う理由なのかもしれないって、ふと感じた。
結局、うまいとか下手とか、才能があるかないかとか、そういうこと一切関係なく、ただやらずにはいられなくてここまで来た。
理由というのは、後付けに過ぎなくて、ただひたすら没頭していたのだ。
そう思うと・・・。
それこそが、歌う理由。
やらずにはいられない。
やめるなんて、考えもしない。
自分に向いていると思うからやるんじゃない。
きっと、やり続けるから、道が出来てゆくんだ・・・。