ムスコがゲホゲホと咳き込んでいれば、
「大丈夫?風邪ひいちゃったかな?寒くない?」
と聞いてしまう。

ムスコがぼーーーっとしていれば(もとからぼーーーっとしているのは知ってるんだけれど)
「どうした?元気か?疲れちゃったのか?」
と聞いてしまう。

過保護だと思う?いや、小1ならこれくらいは気にしてやった方がいいよね?

しかしムスコ本人は、こうして私に心配されるのがあまりお気に召さないらしい。赤ちゃん扱いされてるように感じるのかしら。

「んも~、ママにそんなふうに心配されるのは、ちょっとやだなの!」

「仕方ないよ、お母さんというものは子供を心配するようにできてるものだから」

「それは知ってるけど、でもあんまりムスコのことを心配しないでほしいの」

「もうお兄ちゃんだから?」

「うん」

「でもさあ、おばあちゃんなんか60過ぎても、まだ30過ぎたママを心配しているよ」

「うひゃひゃひゃひゃ、もうママは大人なのにねえ」

「しかも!ひいおばあちゃんなんか80過ぎても、まだ60過ぎたおばあちゃんのことを心配してるんだよ」

また「うひゃひゃ」笑いをするかと思ったら、
「おお~!それはいいんだよ」と意外な返事。

「え、それはいいの?」

「うん。だんだん年をとると身体が弱くなったりするから、それは心配してもいい」

ううむ、なるほど。そういう理屈ね。
ちなみに、その「心配されてもいい」おばあちゃんも、孫のおまえのことを大変心配しているようだぞ。


ああ、私も、ばあちゃんになっても、おっさんになったムスコを心配してるのかなあ・・・・。


宇宙人なつかしの名作↓のタイトルをいただきました。
岡田 あーみん
お父さんは心配症 (1)


4月に小学校に入学したムスコが初めて先生に怒られた。
いや、ちょっと注意される程度のことは今までもあったのかもしれないが、連絡帳で報告されるほどのことをやらかしたのは初めてだった。

連絡帳によると、トイレの手洗い場の上にあったトイレットペーパーを、友達といっしょに、ちぎってはぬらして手洗い場にちらかしたらしい。下水管がつまってしまうこと、物を大切にしないといけないことを教えて注意したとのことだ。

ムスコに確認すると、「うん、やった」と頭をかいている。詳しいことは話そうとしない。
ああ、ああ、やらかしてくれたものだ。
先生と同じようなことを説明して「もう、やらないねっ?」と念押ししておいた。

とはいえ、正直そんなに怒る気にはなれなかった。
迷惑なことには違いないが、悪意があったり、誰かを傷付けたりしたわけではないし、たぶんもうやらないだろうから。

それより何より「友達といっしょに」というところがポイントで、例えろくでもないことであろうとも、友達とつるんで何かをやらかすのは良い傾向のように思えたのだ。
ムスコの話には小学校の友達の話題があまり出ないし、性格的にもマイワールドで一人遊びを心から楽しんじゃう方だから。

勿論そんな思いを口にはせず、ムスコには厳しい顔むっを見せ、先生には「家庭でも注意しました」なんて連絡帳アピール。
それで一応一件落着?なんて思ってた(適当な母)。

さて次の日だ。
A君ママからメールが来た。
同じクラスのA君は、保育園もいっしょで学童もいっしょ、そして人体オタク仲間である。

『トイレットペーパーの件で、ムスコ君とAがいっしょに怒られたらしいんだけど、詳しい話聞いた?』

うわっ、いっしょに怒られた友達ってA君だったのか!詳しい話どころか、うちの子何にも話しまへん!えっ

『何か最初は他の子達がやりはじめたんだって。ムスコ君とAだけが最後まで残っていて、二人だけ後で呼び出されて怒られたらしいよ』

うわっ、うわっ、どんくさっ!要するに二人だけが逃げ遅れたわけだ。
何かわかるよ・・・・。A君には申し訳ないけれど、二人ともそのへんが似てるっていうか、要領いい方じゃないんだよね。
しかも揃って凝り性だから、研究精神のもとに、トイレットペーパーの行く末を最後まで探求してたに違いないよ。ガーン汗

「ちょいとムスコ」
「何?」
「この間トイレットペーパーで遊んじゃった時のことだけど、いっしょに怒られたお友達ってA君だったの?」
「うん、そーなんだよ」
「で、最初は他の子もいっしょにやってたらしいじゃない?」
「え? うーーーーーーーんと・・・・

 ムスコは覚えてない。たぶん二人だけだったかなあ。はてなマーク
 
 ・・・忘れちゃったよ~♪ニコニコ


ああ・・・・ああ・・・・そうかい。
忘れるの早すぎだろう!お母さん、がっくり。○| ̄|_

母として思う。
我が子の将来を考えると、要領が悪いよりは、要領がよくあってほしい。
でも、どうしたって要領が悪いなら、要領の悪さを悩む子よりは、自分は要領が悪いという事実にすら気付かずにあっけらかんと笑っている子の方が、人生楽しいんじゃないか?
ムスコは今のところ、人生楽しそうだ。ニコニコ

ムスコの好きなテレビ番組の一つに「ネプリーグ」がある。テレビ
5人一組でクイズに答える、あれだ。→番組HP

「あのね、ムスコはね、いつもはネプチューンチームを応援することにしてるんだけどね、今日は鬼太郎チームを応援する!」

レギュラーの「ネプチューンチーム」ではなく、今回はウェンツ君率いるゲスト「鬼太郎チーム」を応援すると言う。珍しいことだ。
GWに映画「ゲゲゲの鬼太郎」を見た影響かしら。鬼太郎

ところで、クイズ番組を見ていると、ついついいっしょに考えてお茶の間で答えを叫んでいたりしませんか?
うん、あるでしょう、あるでしょう。

私も、無意識にテレビに向かって答えていたのだ。

「・・・・ん~、基本的人権!」

と、ムスコが目で制してきた!むっ
え、何?

「ママ!あのさあ・・・・ムスコが応援してないチームが回答している時はできるだけ答えを言わないでほしいんだよねえ」

「え・・・・何で?」汗

「応援してないチームには、なるべく答えがわからないようにしたいからだよ!」

・・・・は? えっと・・・・まさか・・・・おまえ・・・・。ガーン汗

「あの、でも、これテレビだから。ママがここで答えを言っても、あの人達には聞こえないよ?」

「そうだけど・・・・でも言わないでほしいの」

「な、何で? 聞こえないのに?」

「・・・・」 (←何やら曖昧な微笑み)

「・・・・もしかして、ついうっかり何かの間違いでほんの少~しでもネプチューンチームに答えが聞こえるとまずいから?」

「うん」
こっくりと頷くムスコ。

え・え・え・えぇぇええええぇーーーーーーーっ?!?!?!えっ汗汗

うちの子、小学一年生。無駄に科学知識の豊富な小学一年生。
腎臓の仕組みから木星の衛星までご存知のバリバリ理系の我が子は、テレビの中の人にこっちの話が聞こえてると思ってたよ!何という衝撃。

お母さんは・・・・お母さんはねえ・・・・


おまえにそのままでいてほしいよ。
にひひ悪い母かしら・・・。

母の日話 の続き。

夜は父と子で、カレーを作ってくれた。
まあ、ムスコがやったのはルーを溶かすだけだって話もあるけれど。

私のリクエストで、茄子と挽肉のカレーだ。なす

実はこのカレー、いわく付きのカレーである。
実家で時々作っていたカレーで、具は茄子と玉ねぎと挽肉だけ。私の大好きなカレーだったりする。
結婚間もない頃に一度作ったんだけれど、夫に「うーーーーん、塊がない・・・・うーーーーん」と渋い顔をされて以来、封印されてたカレーなのだ。夫は肉や野菜がでっかくゴロゴロしてるのが好きなのだ。

ちなみに、「メニューは旦那様の好みにあわせますわラブラブ的理由による封印ではなく、「この私が作ったものにケチつけるなら食うなよ!ぺっ!むかっ的理由による封印である。


で、久々の茄子挽肉カレー、美味い。ラブラブ!

「どうだ、俺の作ったカレーは美味いだろ~!」
自信満々の夫。

「美味い・・・・けど・・・・夫が渋い顔するから長いこと作らなかったカレーなんだけど・・・・?」

「え?俺、そんなこと言った?」えっ

言ったよ! そりゃあもう首をひねりながらな!
覚えてないのかよ!
無駄に8年も我慢しちゃったよ、好物の茄子挽肉カレー!!!

コンチクショウと思いつつ、これからはまた我が家の定番メニュの一つに復帰させることにする。


今年母の日にもらったもの。
手作りカーネーション、可愛いネックレス、カレーライス、そして夕飯メニューの選択肢を一つプラス。・・・・・う~ん、プライスレス。


母の日の数日前、ムスコは得意の折り紙でカーネーションを作ってくれた。
カーネーション

ムスコオリジナルのカーネーションは、なかなかよくできていて素敵。
まあ、できなんか悪くても母としては嬉しいものだけどね。


さて、母の日当日。
ええっと、確か今日のために「いいもの」を隠してあるとムスコは言っていた。ずっと前から言っていた。
何かな、何かな~。
そわそわの母を尻目に、全く動く気配のないムスコ。ええい、もう、聞いちゃえ!

私 「あのさ、母の日のプレゼントのことは?」

ムスコ「え?もう、ムスコの作ったカーネーションをあげたでしょう?」

私 「勿論、あれだけで十分嬉しいよ。でも、ムスコは前から『学校ですごーくいいものをもらったから、母の日にあげる!それまで隠しておくよ!』って言ってたじゃない?」

ムスコ「・・・・」

私 「・・・・」汗

ムスコ「・・・おお~っ、忘れてた!忘れてた!」えっ

大事なものを隠す癖があるのに、隠したことを忘れる・・・・何だっけ?確かそんな小動物がいたよな・・・・。

隠し場所のおもちゃ箱をひっくり返して取り出された「いいもの」は、おもちゃのチェーンネックレス。

いいもの

小学校で読書スタンプとやらを集めるともらえる景品だったらしい。
これを見て、女の人が喜びそうないいものだから母の日にあげようと思ってくれたのが、とても嬉しい。
愛いやつめ!愛いやつめ!ニコニコラブラブ