疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う
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【所謂北方領土】統合失鳥(笑)こと、北方領土エリカちゃん(笑)





なにこれ・・・・誰かのおふざけかと思ったら、政府公認イメージキャラクターらしい・・・・(絶句)



“統合失鳥”呼ばわり吹いた(笑)。たしかにメンヘラすぎる(笑)。









驚愕の事実ですが、このイカれたメンヘラ統合失鳥エリカちゃん(笑)の中身は、独立行政法人様(笑)なので、マジに税金つかってます・・・・
自民党政府の、所謂北方領土の奪還の熱意は氷点下以下なのがよくわかりますね。加えて、政府に徴税権力を委任すると、際限なく財政が膨張するのも。ちなみに、所謂北方領土問題は、メドベージェフがばらしたように、自民党政府とナチスロシア政府協賛によるお芝居でしかない。

【ウクライナに勝利を】ゼレンスキー大統領の戦争勝利計画書は具体的かつ合理的

クルスク戦線は一進一退という感じ。ただ、もしウクライナ軍がセイム川沿いの街、グルシコヴォまで到達できれば、ナチスロシア軍、約一万を包囲できるという状況。



ゼレンスキー大統領が、バイデン大統領に提示する予定の、対ロシア戦争勝利計画書の内容を確認した米国連大使や国務長官は、この戦争勝利計画書は、具体的かつ上手く機能するだろうと、高い評価を出したとか。勝利に必要な軍事資源、詳細なロシア領内の軍事攻撃目標の提示、長距離攻撃許可の軍事的必要性などが記されているっぽい。これは期待大。




【(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は23日までにCNNの取材に答え、長距離兵器をロシア領奥地の標的に使用することの承認について、自身が掲げる「勝利計画」の一部だとし、米当局者に対して説明を行う考えを明らかにした。

ゼレンスキー氏は、米ニューヨークで開催される国連総会に参加するため、週内に米国を訪問する。

ゼレンスキー氏はウクライナの同盟国に対し、兵器の利用をめぐる制限を緩和するよう求めている。米国は制限の緩和に動く兆しを見せつつあるものの、ゼレンスキー氏によれば、制限緩和の承認はまだ受けていない。

 ゼレンスキー氏は「我々には確かに長距離兵器がある。しかし、我々が必要としている量ではないと言っておく」と語り、「米国も英国もロシア領でこうした兵器を使用する許可は出していない」と言い添えた。

ゼレンスキー氏は訪米時に自身の主張が聞き入れられることを期待していると述べた。

ゼレンスキー氏は、バイデン米大統領とともにいくつかの決断を下し、非常に興味深く困難な対話をしたこともあると振り返り、バイデン氏が会談後に考えを変えることになるだろうと期待を示した。

ゼレンスキー氏は訪米時に、11月に行われる米大統領選の民主党候補のハリス副大統領や共和党候補のトランプ前大統領とも会談するとの考えを明らかにした。 】


慎重なアメリカとは対照的なのがイギリス。すでにイギリスは、ストームシャドーによるロシア領内への攻撃許可をだしているとか。あとはアメリカ待ち。そして、またもや盛大に吹き飛んだナチスロシア軍の弾薬庫(笑)。


【ウクライナがドローンで弾薬2千トン破壊 相次ぐ大戦果、新兵器「パリャヌィツャ」が活躍か
David Axe

ウクライナは、国境から500kmほど離れたロシア西部トベリ州トロペツ町の大規模な弾薬庫をドローン(無人機)で爆破してから3日後の21日未明ごろ、トロペツ近郊のオクチャブリスキー村の弾薬庫を再びドローンで攻撃した。同時に、前線から320kmほどのロシア南部クラスノダール地方チホレツク地区の弾薬庫もドローンで襲撃し、巨大な爆発を引き起こした。

確認はされていないものの、ウクライナがこれら3回の壊滅的な空襲に、ジェット推進式の「ミサイルドローン」とされる国産の最新長距離攻撃ドローン「パリャヌィツャ」を使ったらしいことが、次第に明らかになりつつある。

トロペツの弾薬庫には、小火器弾薬や迫撃砲弾、ロケット砲弾、長距離弾道ミサイルなどが大量に備蓄されていたと伝えられる。弾道ミサイルには国産のイスカンデルのほか、北朝鮮製のKN-23も含まれていた可能性がある。

ウクライナ軍参謀本部はチホレツクの弾薬庫について「占領者の3大弾薬保管基地のひとつであり、ロシア軍の兵站システムの要のひとつだ」と説明している。

参謀本部は、ドローンの攻撃を受けたとき、チホレツクの弾薬庫には北朝鮮製のものを含め2000tにのぼる弾薬があったと推定している。爆発で生じた巨大な火の玉はこの推定を裏づけているようだ。

トロペツに対する18日未明ごろの攻撃とチホレツクに対する今回の攻撃による爆発は、どちらも小規模な地震を観測するほど大規模なものだった。また、米航空宇宙局(NASA)の観測衛星システムでも熱異常が検知された。

これらの弾薬庫に対する連続攻撃は、ロシア国内の戦略目標をターゲットにするウクライナの長距離打撃作戦の転換点を告げるものだ。

ウクライナ政府は長い間、欧米製の長距離弾薬、具体的に言えば英仏製ストームシャドー/SCALP-EG巡航ミサイルと米国製ATACMS弾道ミサイルについて、弾薬庫を含むロシア深部への目標に対する使用の許可を供与国側に懇願してきた。

だが、欧米諸国はこれまで許可を保留してきた。ウクライナは明らかにしびれを切らしており、自国で開発したドローンやミサイル、航空爆弾の生産を強化している。自前の兵器であれば、事前に他国の許可を得ずにロシア国内の目標に対する攻撃に使うことができる。
一連の攻撃はまた、ウクライナによる深部打撃の規模が拡大していることも示している。ウクライナによるこれまでのドローン攻撃では、ロシア国内に最大1800km侵入して目標をたたいたケースもあるように、飛行距離などの面では驚異的なものもあったものの、概して規模は小さく、速度の遅いプロペラ機数機で行われることも多かった。

対照的に、最近の攻撃は被害が格段に大きくなっており、これは使われているドローンが、そこまで遠くまでは飛べないものの、破壊力が高く、かつ大量に入手できるものになっていることを示唆する。

そのドローンは、実質的に一種の巡航ミサイルと考えられるパリャヌィツャかもしれない。トロペツの攻撃現場近くにいたロシア人は、弾薬庫が爆発する前に上空でジェットエンジンの音が聞こえたと報告している。

翼を持ち、ターボジェットエンジンで推進するパリャヌィツャはウクライナで1年以上前から開発され、つい最近、戦闘デビューを果たしていた。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領が8月24日に明らかにしたところによると、パリャヌィツャは初戦闘でロシア占領下クリミアの目標を攻撃した。

パリャヌィツャに搭載されているターボジェットエンジンは、チェコのPBSとウクライナのイウチェンコ・プロフレス社が共同開発したAI-PBS-350である。重量約50kgのAI-PBS-350は最大3400N(ニュートン)の推力を生み、1t弱のミサイルなら数百km飛ばすことが可能だ。

パリャヌィツャのサイズや速度、射程は、ウクライナ国産のネプトゥーン(ネプチューン)巡航ミサイルと同じくらいだと考えられる。

パリャヌィツャとネプトゥーンの大きな違いはエンジンであり、ネプトゥーンは効率的だが高価なターボファンエンジンを搭載する。パリャヌィツャに搭載されているターボジェットエンジンはより簡素でおそらく効率性も劣る半面、比較的安価だ。したがって、ウクライナはパリャヌィツャをネプトゥーンよりも多く、もしかするとはるかに多く製造できるかもしれない。

一度により多くのドローンなりミサイルなりを発射できれば、その分、大きな破壊をもたらすことができる。ネプトゥーンによる攻撃では通常、一度に発射されるのは数発だが、トロペツに対する攻撃では100機超のドローンが使われたと報告されている。

(forbes.com 原文)】
 






衛星画像からも、その凄まじい被害が確認されている。真昼のような明るさだが、これ夜だから(笑)。地元当局は、住民にたいし、画像や動画を投稿しないよう呼び掛けているが、全く意味がない(笑)。ウクライナ軍は、480km以上離れたロシア西部トヴェリ州トロペツの武器庫を、ドローンで集中攻撃した。ここには、S-300やS-400、イスカンデルを始め、北朝鮮から供与された弾道ミサイルも数百基が保管されていたが、これがすべて花火に(笑)。さきのヴォロネジ州の弾薬庫に続き、ナチスロシア軍は大損害(笑)。○人鬼国家ナチスロシアざまぁ。


【ウクライナ、新たにロシア弾薬庫2カ所を攻撃 ゼレンスキー氏「戦争終結早める」

ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍参謀本部は21日、露南部クラスノダール地方と西部トベリ州の露軍弾薬庫をそれぞれ攻撃し、打撃を与えたと発表した。クラスノダール地方の弾薬庫はロシアの三大弾薬庫の一つだとし、攻撃当時、ロシアが北朝鮮から調達した弾薬2千トンを運び込んだ輸送部隊が敷地内にいたと指摘した。

ウクライナ軍は最近、露軍の兵站を破壊して戦力を低下させるため、露軍の弾薬庫を標的とした攻撃を強化している。

ウクライナ軍参謀本部によると、攻撃にはドローン(無人機)部隊などが参加した。同国のゼレンスキー大統領は21日のビデオ声明で、弾薬庫には露軍がウクライナ国内への攻撃に使用するミサイルや誘導爆弾が貯蔵されていたとし、「露軍の攻撃能力を破壊し、戦争終結を早めるものだ」と述べた。また、攻撃は国産兵器で行われたとも強調した。ウクライナ軍が最近実戦投入した新型ドローンが攻撃に使用された可能性がある。

ウクライナ軍は18日未明にもトベリ州の別の弾薬庫をドローンで攻撃。弾薬庫で大規模な爆発と火災が発生した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、バルト三国エストニアの軍事情報当局者は20日、「砲弾75万発分に相当する規模の爆発が起きた」との見方を記者団に示した。

一方、露外務省のザハロワ報道官は21日、交流サイト(SNS)への投稿で、ウクライナ主導の和平案を協議する第2回「世界平和サミット」にロシアは参加しないと表明した。ゼレンスキー氏は同サミットを11月にも開催し、ロシアも招待する考えを示してきた。】


ロシア中央銀行、政策金利がついに19%(笑)。それでも止まらない物価上昇。

 
【ウクライナ軍の「超精鋭部隊」で戦う日本人"BIG BOSS"壮絶戦記!
取材・文・撮影/小峯弘四郎

コールサイン「BIGBOSS」。20代前半、関西地方出身。陸上自衛隊で島嶼奪還作戦などを担う水陸機動団に所属していたが、ロシアのウクライナ侵略に憤りを感じて参戦を決意し、退官。昨年12月の夜間襲撃作戦での功績によりウクライナ軍から勲章を受章。現在は首都キーウで、大ケガをした左脚のリハビリに励んでいる

ロシアの侵略と戦うウクライナ軍には、世界各国から多くの外国人兵士も義勇兵として参加している。その中でも特に名の知られた精鋭部隊で、高度かつ危険な作戦に身を投じ、死の淵から生還し、勲章を受章した日本人兵士がいる。今も前線復帰を目指す男が語る、すさまじい戦場のリアル。

軍隊では兵士個人に「コールサイン」(ニックネームのようなもの)がつけられることがある。無線の呼び出しなどに使われることもあれば、単に愛称として定着するケースもあるが、彼のコールサインは〝BIGBOSS〟。以下、本記事では「Bさん」と呼ぼう。

日本の関西地方出身、20代前半のBさんは昨年末、ウクライナ陸軍傘下の精鋭外国人部隊「チョーズン・カンパニー(The Chosen Company:選ばれし者たち)」の一員として、東部ドンバス地方のロシア軍拠点を夜間襲撃で制圧するミッションに参加。

危険を伴う作戦は見事に成功し、Bさんは敵陣内で生死をさまよう重傷を負ったが、ひとりで敵一個分隊を殲滅し、生還。今年2月にウクライナ軍から勲章を受章した。現在はウクライナ国内で前線に復帰するための治療とリハビリに励んでいる。

今年4月からはキーウで治療とリハビリを続けながら、負傷時の状況や心理状態などを思い出して分析している

■近接戦闘訓練で周囲の見る目が変わった
Bさんはもともと、〝日本版海兵隊〟と呼ばれる陸上自衛隊のエリート部隊、水陸機動団(以下、水機)に約4年間所属していた。その間は自衛官の仕事にすべての時間を費やし、休日も自主的に戦術研究やCQB(近接戦闘)訓練に明け暮れていたという。

また、当時から英語も得意で、米海兵隊と水機の合同訓練の際には通訳をするなど、将来有望な若手隊員だった。

ところが、2022年2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まると、周囲の反対を押し切って退官を決意する。

「とにかく民間人が無残に殺されていく状況を許せないと思い、ウクライナで戦うと決め、準備に1年近くかけました。

語学や体力の向上、現地からの動画を見あさりながらのイメージトレーニング、戦場や戦闘に関するデータの収集・分析。元軍人の書籍を読んで、戦闘での精神状態や生理現象について学ぶことにも多くの時間を使いました。

『不安がある=死ぬ』と思っていますので、不安がなくなるまで鍛え続けました。とにかく準備をしていないと死ぬ。いつ行けと言われても行けるようにしておく。そのことが習慣化されたのは、水機にいたからです。本当に感謝しています」

23年6月、ポーランド東部のジェシュフから鉄道でウクライナに入国。友人からの紹介などで、いくつか入隊先の部隊の候補はあったが、待機時間が長すぎた。

そこでBさんは、ウクライナ軍の兵士で知らない者はいないというチョーズン・カンパニーのサイトからメールを送って直談判し、セレクションを受けるところまでこぎ着けた。

「西側の国を中心に、自国での軍隊経験があり、しかも腕に覚えのある者だけが入隊できるのがチョーズン・カンパニーで、給料もほかより高い額が支払われます。自分は年齢25歳以上、軍隊経験7年以上という条件を満たしていなかったものの、技術・体力のテストや面談を経て特別に入隊が許可されました。

やはり入隊当初は周囲からナメられていたのですが、それが変わったのが、塹壕でのCQB(近接戦闘)訓練でした。戦術理解力、判断力、体力などほぼすべての要素が重要で、それらを兼ね備えているかどうかで動きがまったく違う。自分の動きを見て、周囲の態度が明らかに変わっていきました」

Bさんが入隊した23年6月は、ちょうどウクライナ軍が南部を中心に反転攻勢を始めた時期だった。

「西部や中部の首都キーウあたりまでは、思っていたより穏やかな雰囲気でした。しかし、前線はまったくの別世界です。砲撃が多く、夜空が明るく照らし出され、とにかくうるさい。

銃や防弾ベストなどは部隊から支給されますが、自分は水機の時代からこだわりが強かったので、ウクライナに入国する前に100万円以上かけて、別の国ですべて自前でそろえました」

ウクライナ軍の反転攻勢はロシア軍の強固な防衛線の前に苦戦を強いられ、戦線は膠着。西側諸国からの武器支援が停滞したこともあり、秋以降はむしろ劣勢が伝えられるようになったが、Bさんは多くのミッションをこなし実戦経験を重ねていった。

「市街地戦、拠点制圧、拠点防衛、待ち伏せ攻撃、破壊工作、塹壕襲撃、長距離偵察、夜間襲撃。すべてのミッションを行なうのはチョーズン・カンパニーだけです。おそらく優先的に武器も供給されていたので、支援停滞の影響はそこまで感じませんでした」

そんな中、Bさんは12月に東部ドネツク州の激戦地アウディイウカ(後にウクライナ軍は撤退)で、市街地の敵拠点への夜間襲撃のミッションに参加。この戦いで生死をさまようことになる。

■走馬灯のようなものをずっと見ていた
Bさんの部隊は、まずフロントラインゼロ(敵拠点まで100m以内のポジション)で数日間、情報を集めた。

「スコープからのぞけば、赤いテープを腕に巻いたロシア兵が見える距離です。迫撃砲、ドローンからの爆弾、自爆型ドローン、RPG(グレネードランチャー)など、あらゆる攻撃にさらされました。

こちらの拠点もある程度は堅固に造られていますが、それでも近くに砲弾が落ちると一時的に脳震盪になります。激しい砲撃の後にはロシア兵が攻め込んできて、銃撃戦にもなりました」

そんな状況下で、Bさんは敵拠点制圧ミッションのチームに選抜された。作戦開始は夜10時。暗くて付近の地形もあまり把握できず、危険度の高いミッションだった。

「曳光弾がこちらを狙ってくる中、先頭で敵拠点の入り口まで行き、手製の手榴弾を投げ込みました。爆発の衝撃で入り口に大きな穴が開いたのですが、自分だけその穴から地下部分に落ちてしまった。かなりヤバい状況です。

煙が立ち込める中、銃を撃ちながら進むと敵が撃ち返してくる。防弾ベストに4発、左脚に3発食らい、とっさにコンクリートの壁に身を隠しました。敵の声が聞こえ、距離約5mで再び撃ち合いが始まった。手榴弾を7、8個投げ込みましたが、まだ敵の声がして撃ち合いが続きます。

こちらは弾切れになってしまい、ますますヤバい状況でしたが、敵が空のリロード(弾を装填すること)を繰り返す音が聞こえ、お互いに弾切れになったと気づいた。その瞬間、自分が落ちた穴の上から、敵のドローンが爆弾を4発ほど落としてきました。

爆発地点はわずか2m先。無数の鉄の破片が体中に刺さりました。しかし、アドレナリンが出ていて不思議と痛みは感じません。持っている限りの手榴弾を投げたところ、奥にあったガスボンベに引火して大爆発が起き、やっと敵の攻撃がやみました」

被弾時の体勢から大ケガは左脚に集中。全身で百数十針の手術となり、さらに爆弾の破片などが40ヵ所以上に刺さっていた

Bさんは穴から這い出て、瓦礫の山に身を隠し、脚に止血帯を巻くなど応急処置を施した。周囲に煙が充満していたおかげで、敵ドローンには見つからずに済んだ。

「敵陣地の中ですから、ろくに動くこともできない。誰か助けに来てくれないかと願ったまま気絶してしまいました。目を覚ますとまだ真っ暗で、おそらく朝4時くらい。

明るくなったら敵ドローンに見つかってしまうと思っていたら、7、8m先に身を隠せるスペースを見つけ、匍匐(ほふく)前進でやっとの思いでたどり着きました。自分が通った地面に血の痕ができているのを見た後、また気絶してしまいました」

砲撃の音がして、目が覚めたのは午前11時頃。

「砲撃はウクライナ軍からのもので、どんどん激しくなり、部隊が前進しているのがわかりました。ただ自分は武器もなく、脚が変な方向に曲がっていて動けない。少ししたらまた気絶して、また目が覚めるの繰り返しです。

今、手榴弾を口にくわえてピンを引けば、もう痛みを感じなくて済む......と、自決も本気で考えました。友達や家族のこと、現実にあったこと、想像の出来事―走馬灯のようなものをずっと見ていたと思います。自分の葬式を遺影の位置から見ているという光景も覚えています」

その状態が一昼夜続き、気づけば翌日の昼間だった。

■氷点下10℃、雪の中を決死の匍匐前進
激しい戦闘はまだ続いていた。Bさんは「どうせ死ぬならやれることをやってから」と、戦術式呼吸で気持ちを落ち着かせた。

「水の代わりに自分の小便を飲んで、爆発で焼けた喉を潤し、脱出ルートを考えました。通常では考えないようなハイリスクな選択をしないと、この難局は打開できない。空の色が変わり始め、人間もドローンも視認能力が落ちる夕方5時頃から脱出を試みました。

ベストなどすべての防具を外し、防弾メガネ、ナイフ、手袋だけで、匍匐前進で慎重に進みます。現地の12月はすでに雪が積もり、気温は氷点下10℃。ドローンの音がするたびに動きを止めたので、20m進むのに2時間くらいかかったと思います。

途中でWi-Fiのアンテナが設置されている敵の塹壕や、重機関銃(大口径のマシンガン)が配備されている敵の拠点に行き着いてしまい、何度も来た道を戻っては迂回し、何度も気絶しました。

夢の中で、日本の友達と居酒屋で楽しく飲んでいたら、『こんなことしてる場合じゃないだろう』と言われました。楽しかった思い出が走馬灯となってよみがえる、そのまま気絶する、起きて少し進む。その繰り返しでした」

しばらく進むとBさんは地雷原のエリアに差しかかったが、注意深く土を触って対人地雷の位置を確認し、起爆しないよう通過した。その間も頭上ではずっと砲弾が行き交い、次第に戦闘が激しくなってきていた。

「ドローンからたくさんの爆弾が降ってきました。自分はまだロシア陣内にいましたから、これはウクライナ軍のドローンです。さすがに味方の攻撃で死にたくはない。匍匐前進の速度を上げ、ついに自分たちの拠点が見えました。

ただ、そこに行くには大きな道路を横切る必要があり、スナイパーに狙われやすい。仕方なく2㎞ほど迂回してからウクライナ陣地のほうへ向かいました。

午前11時頃、脱出を始めてから約48時間で、やっとウクライナ兵のいる地域に着きました。発見されたときの自分はぼろ雑巾のようで、すぐに誰だか認識してもらえなかったようですが、英語やウクライナ語で話しかけ、なんとか信じてもらえました」

キーウ中心部の公園にいた絵描きの男性に日本人義勇兵であることを伝えると、忍者の絵(売価は約2万8000円)をプレゼントされたという

■戦場を見た以上、無視はできない
止血帯を48時間つけっぱなしだった左脚は神経の4分の3が損傷。大量出血、複雑骨折、体中に刺さった40個以上の砲弾の破片......。医者からは生きているのが奇跡で、左脚は切断することになる可能性が高いと言われた。

「とにかくウクライナ国内では治療ができないということで、すぐにドイツの病院に移送してもらいました。手術前には『術中に死ぬ可能性もある』と言われましたが、無事に成功し、脚の切断も避けられました」

その後、Bさんは驚異的な回復を見せ、3ヵ月後にはドイツで歩行のリハビリを開始。今年4月にウクライナへ戻り、現在も治療とリハビリを続けている。

知人から預かっている犬の散歩もリハビリを兼ねている(キーウで撮影)。同時に、いい気分転換にもなっているという

「本当に良い経験になったと思いますし、自分の能力に対する理解も深まったので、完治したらまた戦線に復帰するつもりです。

あのときの戦闘で4人の仲間が戦死しました。自分の目で戦場を見てしまった以上、このまま無視することもできません。難しいミッションであればあるほど、得るものも大きい。この先も自分の能力を生かすことが最大の貢献だと思っています」

昨年12月の敵拠点への夜間襲撃ミッションでの功績が認められ、今年2月に軍から勲章を授与された

武器支援が滞って戦況が悪化し、一時はウクライナ国内で厭戦ムードに近いものも感じたというが、この夏、ウクライナ軍はロシア領内のクルスク州への〝逆侵攻〟作戦を決行。F-16戦闘機の供与も始まり、雰囲気は大きく変わったとBさんは語る。

「日本でウクライナ関連報道が少なくなっていること、支援に反対意見があることは理解しています。しかし、突然罪なき子供たちがミサイルで殺され、女性は乱暴され、多くの民間人がロシアの侵略の犠牲になっています。もし日本で同じことが起こったら、どう感じるでしょうか?

ウクライナ軍はロシア人を殺すためではなく、家族、愛する人、友人、国を守るために戦っています。法律は助けてくれません。何万人もの兵士が命を捧げました。平和な日本から8000㎞離れた国の現実を認知し、支援していただけたら、それがウクライナの人々の命を救うことにつながります」】


>『不安がある=死ぬ』と思っていますので、不安がなくなるまで鍛え続けました。とにかく準備をしていないと死ぬ


発想が、やはり我々常人とはレベルが違う。元々エリートで能力が高い上、鍛練を怠らない。例えていうと超人。努力が好きな天才。だからこそ、普通は死ぬような地獄みたいな状況でも生き残り、リハビリを重ねて、また戦場に戻ろうと決意できる。彼に幸運がありますように。


ウクライナに勝利を。ウクライナ軍に栄光あれ。ウクライナに自由と正義と真の平和を。











【特殊詐欺?】逮捕状をポストに投函!?




何故これに騙される・・・・


【偽の「逮捕状」が自宅ポストに 70代男性が現金約1000万円だまし取られる 宮城・亘理町

今月16日、亘理町の70代の男性が警察官を装う男女からのうその電話を受け、現金およそ1000万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として調べを進めるとともに注意を呼びかけています。

詐欺の被害にあったのは亘理町に住む70代の無職の男性です。

警察によりますと男性は今月16日、自宅のポストに「逮捕状」と書かれた文書が届いているのを発見しました。

その後、警察官を装う男女から「ある事件の犯人がマネーロンダリングをしていた」「あなたの個人情報も抜かれていて、預金に犯罪の金が含まれているかもしれない」などと、うその電話がありました。

男性はこの話を信じ、男女の指示に従い、指定された口座に現金およそ1000万円を振り込んだということです。
自宅を訪れた親族から詐欺だと指摘があり、21日に警察に相談して事件が発覚しました。

警察によりますと他県でも偽の「逮捕状」を使った同様の詐欺事件が発生していて、警察が注意を呼びかけるとともに調べを進めています。】


「逮捕状をポストに投函」という、映画ですら登場しない、雑すぎる発想にもビックリだが、何故そこから、金を振り込む話になるのか理解できない。
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