来場して下さった皆様、配信で参加して下さった皆様、改めましてありがとうございました。

このコロナ禍で開催すら危ぶまれたので、無事今年はバースデーパーティーを開催出来て先ずはホッとしてます。

二年分のありがとうを日本一のライブハウスから日本一のライブでお届けしたけど、改めて如何だったかな?

これから配信を観る人はここでストップ。
今から夢の続きへ連れて行くからね。


では、2021年6月5日の始まり始まり〜。である。






SE〜KAMAKURA〜
やっぱり周年のライヴはこれじゃないとね。
神社にお参りに行った時の様な背筋がピリッと伸びて神聖な気持ちになる不思議。
さぁ、夢の続きが始まるよ。

01 #13
「夢の続き再生」という歌詞と、周りに救いがない状況でも必死に生きようとするアンドロイドを描いたこの曲の無機質さと力強さを伝えたかった。
どうしても夢を見にくいこの時代、最初の3曲はそんな暗黒期というか殻が剥ける前をイメージした。
まゆの過去最高かっけぇ語りの後のライブアレンジが死ぬほどカッコよかった・・

02 5×STARZ
5人を描いたこの曲だけど、雰囲気は決して明るくないよね。
真っ暗闇の中5人で空へ向かって手を伸ばしてる様な。
そこに光が降り注ぐような。
そんな5つの星達集う物語。

03 彼女はエメラルド
「もう誰も信じられない」そんな悲痛な叫びと、「もうすぐまた朝が来る」そんな希望的な終わりの対比がとっても印象的で、この曲が終わったら止まっていた歯車がゆっくりと軋む音を立てながら回り始め、モノクロの世界にゆっくりを色が付き始め、そこに花が咲き始める。
苦労があるから喜びがある訳で、そう思うと去年の苦しみもあって良かったのかもしれないね。
なんて自分を肯定しながら、今日は強がってた自分のカサブタをちょっとづつ剥がしてやろう。

MC
今日は少しゆっくり行きたいな。
だって2年分だから。駆け足で行ったらすぐ終わっちゃうような気がして、弱火でコトコト煮込むように僕達は愛を。始めました。

04 色彩ヴィヴィッド
光が刺してきたね。眩しくならない様に優しく優しく光を差し込もう。
内側からじっくりと温める様にね。

05 Rainbow Blue
色をテーマにした曲だから入れてみたけど、圧倒的に爽やかな曲だからすごく映えたね。
1つの宇宙。70億の人々。でも次の夏も。君が好きだよ。

06 INFINITY
ラストで全員でジャンプしたのにスイッチングのカメラ抜いてくれてなかった・・・
あんなにゲネでも練習したやん・・・わかるやん・・・
個々のメンバーオンリーカメラで是非ご確認ください・・・
それにしても天井が高い会場でのINFINITYはすっごく良いね。
どこまでも高く飛び立てそうな気がした。

07 D.A.I.Z.Y
メンバーの事ももっと知って欲しいからこのメンバー紹介ソング。
同じメロディが続くに対し歌詞が6パターンあるからいまだに完璧に歌えたことはない魅惑ソング。
それぞれが担当を決めて他者の名前を呼んでみた。マイク運び屋の僕は走れメロスが如く走った走った。笑
絶対あの場所でみんなでこっちにモッシュ!シュ!

08 マネキン
ここらで頭振りたいんじゃねーかなと思ってね。
優しいだけが愛じゃないから。ビシバシいくぜ。
(俺のモノにならないなら死んでよ)

09 音楽が消えた日
一番辛かった頃を思って描いたウタ。
君の目を見ながら唄った「君の目を見て言いたいな」という言葉で魂が水浸しになった。

10 Diamond Glitter
一番暗い曲の後には一番明るい曲をやりたくて。
SHINEとの選択だったけど、こっちの曲の方が悲しみや挫折の中の勇気みたいなちょっと影を感じるのでこちらに。元々は2011年の震災の時に作った曲だけどどんな状況でも曲の力は変わらないね。
一気に眩しいステージがとても嬉しかった。

11 Shooting Star
だからどんな時でも諦めず一緒に行こうぜ。
見所が多い曲だよね。そして大事な場面で風弥は歌詞を間違えました、即興で歌詞のレスをプレゼントしました。笑
ロックなかっこいい曲に育ったなぁ。

12 aquarium
今の時期にとても沁みる。
寒くはないんだけど人肌が恋しい。温もりが恋しいよ。
去年の分も温めるからぎゅってして欲しいな。

13 離れた時に愛は
育ってました。みんなマスクを突き破る素敵な笑顔だったよ。
INFINITY CHALLENGERでも歌ってまわるから、育てておいてね。

14 AGAIN
メジャーデビューシングル。もう一度夢を魅せたくて。
言いたい事が詰まりすぎてて、唄いながらいつも溶けそうになる。
人差し指を高く突き上げてアゲイン!と叫ぶ姿は過去最高にカッコよかったよ。

15 名もなき道
「信じたこの道を歩いてゆく」という言葉で終わりたくて選択した曲。
この曲終わり、とっても素敵だった・・・
これからも風を楽しみながら歩いていこうね。

ENCORE
01 ダンデライオン
始まりの曲を。どれだけ進化したかを伝えたよ。
10年後のダンデライオンはもっと力強く咲いてるんだろうな。
早く聴かせたいよ。

02 碧
始まりの曲の後に最新のアルバムの曲を。そういう対比を魅せたくて選択したけど、思い通り以上のパワーがあった。この曲の冒頭で唄ってる「あの唄」は実はダンデライオンの事を想って描きました。

03 BIRTHDAY SONG
おい、ちゃんと歌えたのか?今年は大丈夫だったんだろうな?
来年とかはちゃんと歌声聴きたいな。本当に楽しみにしてるんだから。

04 decade
こっちにモッシュは出来なくてもやっぱりこの曲は外せないよね。
メンバーが所狭しとステージを走り回ったり、ドラム台に俺が登りに行ったり、小さい子供が公園ではしゃいでるみたいな曲だなと思った。ん?誰が小さい子供や!
もうすぐ終わりの予感。ちょっと感じ始めた寂しさは隠してた。笑顔でバイバイしたいもんね。

05 STAY GOLD
金テープは今はNGだったからメンバーで切ってサインと会場名と日付を入れて入場時にプレゼントさせていただきました。旅の思い出になるし、この曲で振って欲しいなって思って。
すっごく綺麗だった。なんか、去年感じた悲しみとさよならしてる様なみんなが、私たちがいるから大丈夫だよー!って言ってくれてる気がしてすごく安心したんだよ。
ずっと解けない魔法何度でもかけるから、また遊ぼうね。







初めてギターを手にしたのが14歳の頃だった。
ちょうど14歳になったDaizyStripper。客席にはあの頃の俺が見にきてる気がしてた。
ロックに電撃を撃ち抜かれたあの頃の俺にこのライブを見せて撃ち抜いてやるって思いながらステージに立ってたよ。


よぉ少年、カッコよかっただろ?
他と違うことするってのはなかなか大変だけどな、バンドってのは良いぞ。
夢しかないからな。







14年間ってすごく長いと思うけど、今思うとあっという間だった。
時には喧嘩したり意見が割れたりもあったけど、結局は素晴らしいメンバー達だった。
今が一番尊敬してるし、今が一番楽しい。
だからこそ去年は本当に苦しかった。
KISS RECORDSを立ち上げてみんなで奔走しながら泥だらけになって走った。そのおかげで絆が強まった、ようやく報われた気がした。


きっとまだまだ未熟な僕達だけど、この夢の続きは人生かけて魅せ続けます。
夢が無いなら俺たちが夢になる。
最新が最高なDaizyStripperをこれからもよろしくお願い致します。


今日もありがとう。



DaizyStripper 夕霧