モラハラ配偶者の心理の本質 | 毒親・モラハラ問題 親子療法協会 
モラハラ配偶者の心理の本質

影宮です。
12月もあっという間に残り僅かになりましたね。

今日のお話は、

「モラハラ配偶者の心理の本質」

についてです。

つい先日、離婚対策専門の弁護士の方がモラハラについて解説している動画を見たところ、(?)となった点がありましたので少し解説をしたいと思います。

1 加害者がモラハラを止めないのは(快感)であるから?

これは明らかに違うと思います。

モラハラ加害者はモラハラ行為を行っている時の心理は、(快)ではなく(苦)の状態にあり、モラハラ加害者本人は自身のことを悩みを抱える(被害者)であると思っています。配偶者が(気が利かない、配慮が足りない、気遣いがない)とモラハラ加害者は怒っているのです。つまり、(他の誰よりも私を大切にしないあなたに問題がある)ということが言いたいだけで快楽のためにモラハラ行為をしている訳ではありません。

2 相手を思い通りにすることで優越感に浸れる

モラハラ加害者は、(相手を思い通り)にしょうとする心理は優越感ではなく、不安感から生じるものです。モラハラ加害者は不安の塊です。その不安から逃れるために、相手を支配(思い通り)そして自身の管理下に置こうとします。

3 自分は特別な人間であると思っている

モラハラ加害者は、自身のことを(特別な人間である)と思っているという訳ではなく、(特別な人間として評価そして扱ってほしい)という心理を持っている人です。その証拠にモラハラ加害者は相手によって対応を上手に切り替えます。自分から見て、(自分より立場が上か下か?)という基準で他者と接します。

・モラハラ加害者の心理について

モラハラ加害者が自身のことを(加害者)であると自覚できないのは、自身こそが(被害者)であると考えているからです。(配偶者そして家族は私のことを無条件で評価しなければならない。なぜなら、私が頑張って配偶者や家族が生きていけるのだから。私の頑張りがあって生きていけることに気づかない鈍感な配偶者や家族に私は教えてやっているのだ)という考えから、モラハラ加害者は自身を被害者として位置付けています。
*これはモラハラ加害者特有の認知の歪みです。

モラハラ加害者の心理を読み違えてアドバイスをすることは、問題をさらに複雑化することにもなります。
*ネットなどの情報で表面的な部分だけで判断して行動するのは危険です。

「モラハラ配偶者を攻略するにはモラハラ配偶者を知り尽くすことから始まる」


相手を知らずに対策を考えることは更なる問題を作り出すことにもつながりますので、モラハラ配偶者との問題でお悩みの方は今日の話をぜひ参考にしてくださいね。

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