親を許さなくても良い・・・・・・それはタブー | 毒親・モラハラ問題 親子療法協会 
親を許さなくても良い・・・・・・それはタブー

こんにちは、影宮です。
最近、出版社の方とのやり取り、カウンセリング、教材制作などに追われて慌ただしくしている私です。

そんな中、古くからのお仕事仲間の方とお話をしました。

「影宮さんのお話は一般的にはタブーにされている話ですよね。でも、とても他の方にはない凄い体験をされているから、説得力がありますよね。失礼ですが、聴いていて惹き込まれます」

と妙なことで褒められてしまいました。

「親を許さなくても良い」

確かにタブーとされる話なのかもしれませんね。
そんなことを堂々と言う私はちょっと危険な人のように思われるかもしれません。

ただね。
誤解をして欲しくないのは、「ひどい目に合わせた親を許すな!」と私は言いたい訳ではありません。

「許すとか許さないことにこだわるのではなく、あなたはどう思うのですか?」

「自分自身がどう思うのか?を大事にして下さい」

と私は言っている訳です。
大体他人や社会的規範を最上位に於いて、自分の心を後回しにすること癖がついているのが、毒親育ちの子供達の悪い悪習慣なのです。

「まずは自身がどう思うのか?」

その結果、

「許せない」
「許したい」

相談者の方それぞれが選択をして、私はその相談者の選択を尊重して対策やアドバイスを行っているのです。

あくまでも主体は、相談者にあることを私は大事にしています。
私の答えと相談者の答えが同じである必要はないんです。

それぞれの環境、そしてそれぞれの答えを導き出すのではないでしょうか。

確かに、「親を許さなくても良い」という助言はタブー視されるかもしれません。
そんなことは何十年と苦しみ抜いた私が十分理解しています。

そんな世間でタブー視されている事をどうして私がこのような人の目に触れる場所で発信しているのか?

それは苦しんでいる人が世の中に沢山いるからです。私はその方達の苦しみを理解している一人でもあります。その苦しみが少しでも和らぎ、孤独という暗闇に一筋の光をもたらすことができるのであれば、私はやはり声を大にして訴えて行こうと考えています。

私は負け犬のまま人生を終わらせるつもりはありません。
誇り高く、私は私の道をこれから歩いて行くつもりです。

タブー大いに結構です。

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