家族の皆が楽しめるドラマが良い
スタッフが突然、
「家族皆で楽しめるドラマが見たい！って人がいるんですけど、どう思います？」
と訪ねてきました。
「まぁ、子供が起きている時間はそれで良いと思うけど・・・・・・まぁ、私はそんな毒にも薬にもならない、つまらないドラマを見る気はしないね」
と返事をすると、
「そうですよね。十人が十人好むドラマを観るなんて、ほんとつまんないですよね」
と納得している様子です。
「まぁ、そういう人は人間の人生の都合の良いことばかりしか見ることのできない人だと思うね。こういう人は危ないよ。毎日がずっと変わらないものだと思い込んでいるからね。人生は何が起こるか、分からない。変わり映えの無い平々凡々の人生なんて幻想だよ。あったとしても退屈な人生だと私は思うけどね」
スタッフも考え込んでいるようでした。
実は私も同じようなことをある方に言われたことがあります。
『何の変化も無い人生を送って何が楽しいのかしら。あなたは、ノぺ～とっした表情も無いような人になりたいと思う？人は苦悩があるからこそ、魂が光り輝くのよ。私はそんな人生送りたくないわ』
私はこの言葉に胸がじ～んとしました。
『人生を真剣に生きている人は違う』
とですね。
冒頭のドラマも同じだと思います。
『家族皆で楽しめるような番組ばかりがテレビから流れていたら、誰もテレビなんて見なくなるでしょう。だってつまらないから』
平和は良いことだけど、平和ボケは脳が退化するだけですからね。
『人は苦難によって磨かれる』
私の胸の中にある言葉です。
＊苦難ばかりも嫌ですけどね。（笑）