アルジャーノンに花束を | 毒親・モラハラ問題 親子療法協会 
アルジャーノンに花束に見る心理解析

皆さんの中で、『アルジャーノンに花束』を読まれた方はいらっしゃいますか?
(書籍や映画、ドラマ化にされているので、ご覧になられた方もいらっしゃると思います)

知的障害者の主人公が、脳の外科手術を受けることにより、奇跡的に知能が高くなり、それまで知りえなかった世界を知るようになる物語です。

昔、ユースケサンタマリアさんが主人公の役でドラマがあったのを思い出したので久しぶりに観てみると・・・・・・私はとても驚きました。

『これって、人生を変えるプロセスが凝縮されたドラマだったんだ』

十二年前の私は残念ながら・・・・・・そのことに気づくことができませんでしたが、今ならそのことが良くわかりました。

『知りえなかった世界を知るようになる』

実際に主人公は脳の手術を受けることによって、それまで知ることの無かった世界を知るようになります。

障害者であった彼は数々の真実を目にすることで葛藤の日々を繰り返し苦しみます。

『親から捨てられたこと』
『職場でいじめられていたこと』
『見下されていた過去の自分』

知能の高まりに連れて彼の意識の奥底にある感情がどんどん溢れだすようになりました。

『悔しい』

彼の心の奥底に存在した本当の感情が溢れ出します。

このドラマを通じて私はあることに気づきました。

『私は言語で手術を行おうとしている』

彼は外科手術を行ったことで秘められた能力が開花しました。
私は言語で人が持つ能力を引き出そうと考えています。

『心の棘によって抑圧された様々な能力を引き出す』

器塾で私が行おうとしていることです。


うん・・・・・・本当に不思議ですね。
意識がこのドラマを引き寄せたのでしょうか?

お陰さまで私の中でも色々と物事が整理されました。

ぜひ器塾を訪ねて下さいね→ こちら