出口戦略が難しいというiDeCo。始めるのが遅かったので、私の場合、63歳以降しか引き出せません。でも、それがとても良かったです。

 

 世の中でよく言われる出口戦略は次の4つ。

 

1 本業の退職金と同時に全額もらう。

2 本業が先だと19年(だったような)、iDeCoのほうが先だと5年だけ退職金控除が使えないから、本業の退職金は65歳でもらう。

3 iDeCoは年金としてもらう。

4 退職金控除枠の範囲での一時金と、年金の形に分けて受け取る。

  

 私の場合、

 1はバツ。退職金控除の範囲を超え、税金が上がります。そもそも私は、63歳からしか貰えない。

 2もバツ。60歳で退職金をいただきました。だって、生活が不安だし、もらえるうちに貰っておこうと思って。

 

 では、3か。これもバツです。雑所得が多くなり、ずっと税金がほんのちょっとでも長期間多くなるから。

 

 じゃあ、どうしたらいいの・・・・・チーン

 

 それで、いろいろ考えた末、4を選びました。鳥

 

 退職金控除は使い切っているはずでは?・・・・いえいえ復活する方法がありました。

 60歳以降も掛け金を納めることで、その期間は在職期間とみなされるのです。私の場合は、63歳なら40×3で120万まで控除を受けられるというわけです。

 

 国民年金に未納期間があると、納金期間にiDeCoの方も継続できます。私も1年目はちょっと増やし、2年目は最低限にし、今年は元の金額で継続しています。元金が少額なので、万が一増えたらその分は年金でもらおうかななどと。

 

 でも!!

 でも!!

 

 確定申告を終えて気付きました。(「去年気づけよ」と自分に言いたい。)

 低所得者の私には必要のないiDeCoを増額する必要などないし、控除額を超えて雑所得が増えても大した収入のない状況では、納税額に響かないということに。口笛

 

 だから、私の場合は新たなパターン

5 もらえるような段階になったらとっとと全額受け取る。たとえ、少し課税されてもNISAに少し繰り入れて挽回する。

 

 60歳以降も再雇用等で一定以上の収入があり、かつ60歳以降の掛け金支払いがないまま待機者となっている場合は、いただける年金額に応じて3か5の選択になると思います。

 私のおすすめは、5です。せっかく頑張って働いたお金を積立てたのだから、自由が効かない状態においておくのはつまりません。可能な範囲で投資するなり生活に使うなり、ちょっとだけ贅沢するなり・・・・・・したいですよね。ゲラゲラ

 

 

 

<結論>

 iDeCoで積み立てたお金は、60歳以降の受給できる年齢で一括受け取りするのが最善策。ただし、年金を含めた生活事情や性格上の理由で、年金受取の方が安心できる選択となることもあると思う。キラキラキラキラキラキラ

 

 ※給付が可能となると「給付金決定のお知らせ」がくるので、再確認が不可欠。