YCAM10周年記念イベント 「LIFE – WELL」 を観たその週末、
県指定無形文化財 「山口鷺流狂言」、年1回の定期公演 を
急遽スケジュールが空き、ひとりでふら~っと観に行ってきました。
今週は、「狂言Week」 です!

山口に伝わる鷺流は、もともと、大蔵流、和泉流と並ぶ、狂言三大流儀のひとつですが
宗家
が途絶え民間伝承という形で伝えられているという、とても珍しいものなのです。

つまり、お家元が存続せず、プロの役者さんがいないということ。
1954年に保存会が結成され、現在、2名の技術保持者が中心となり、約20名の伝習生が
技術の研鑽をつみ、次世代への継承に努めていらっしゃいます。

この日の演目は 
・ 文荷(ふみにない)
・ 柿山伏
・ 隠狸(かくしだぬき)
・ 膏薬煉(こうやくねり)
・ 二人大名

写真は隠狸(かくしだぬき)の、連れ舞の場面。
演目の前にそれぞれ分かりやすい解説もあります。
コミカルな動きもあって、落ちも分かりやすいですし、
ストーリーもちゃんと理解できるので、
初めて観る方でも、きっと楽しめると思います (^-^)

また、来年はどなたかお誘いして、観に来れたらいいな~と思いました♪