Ycam10周年記念イベントの一つ、
野村萬斎+坂本龍一+高谷史郎 
能楽コラボレーション 「LIFE – WELL」 を観てきました。


能楽という世界を軸に、現代能、戯曲、詩。
そして、音楽、映像、メディアアートという多様なジャンルのコラボレーション。

YCAM のスタジオAに現れた能舞台は
四方の柱は天井から下げられたワイヤーと、
照明で照らされた舞台と橋掛り。
正面のスクリーンには老松の映像が映し出され、
さらに天井からつるされた9つの水槽に当たる光が
とても幻想的な空間を作り出していました。

第1部は、古典演目。
◆狂言 田植
◆舞囃子「賀茂 素働」
◆素囃子「猩々乱」

第2部は、オリジナルの戯曲と新作能を
ミックスした形で上演されました。
◆「鷹の井戸」
◆「鷹姫」
◆「湖の島イニスフリー」

余りの迫力に、ぐいぐいと引き込まれていく感じで、
今まで見た能や狂言に、プラスαされたとても面白い舞台でした。
今日1日しか上演されないなんて、もったいないな~。


関連展示やイベントが
山口市天花の野田神社でも行われているので
そちらも週末に見てこようと思います。

http://10th.ycam.jp/term2/525/