前回のあらすじ

パンフレットを見て、桧屋住宅のモデルハウスに行く事を決めました

気になった理由としては

  • 外観デザインがスッキリしてて良い
  • 高気密・高断熱
  • 家全体の空調を管理する「Z空調」
  • ルーフバルコニーがウリ

と言う点がメインでした。

 

…が、この時既に夫くんは

ある想いを胸に秘めていたのです。

 

 

 

 

やり手の営業・槍手さん

 

モデルハウスに入ると、

すぐに案内の方が降りてきて、

建物内の小部屋に案内してくれました。

 

 

 

当たり前ですが、モデルハウスって

実際のお家の雰囲気をアレンジして、

打ち合わせ用の会議室にしてるんですね。

 

で、私たちは子供部屋的な洋室に通されました。

 

「Z空調」、体験しにきてるわけですが

普通にエアコンがあるな………

 

全部のモデルハウスに実装されてるわけじゃないのかな…?

 

と、キョロキョロしながら待ってると

 

 

来たな

やり手営業マン

 

 

見るからに

営業成績 年間成約300件です

みたいな

 

90年代は億単位を動かしてました

みたいな

 

そんな感じの方が来ました

 

 

 

なにやら大掛かりな

理科実験道具を持って…

 

 

🈺「初めまして、槍手(仮名)と申します」

 

🈺の槍手さん。

もうイケイケの感じで、ベテラン感がすごい。

 

 

桧屋住宅の特色もそこそこに紹介を受け

見せてくれたのが

先ほど持ってきた理科実験道具の正体。

 

これ、桧屋住宅が標準で使っている

吹き付け型の断熱材「アクアフォーム」なんだそうなんです。

 

 

 

 

そう!

 

あれを!!

 

ああすると!!!

 

 

こんな感じにモッコモコに膨らむ!!!

 

そしてピッタリ隙間を埋めて、高気密を実現するんですねぇ〜〜〜

 

 

「すご〜い!!!!」

 

 

なんか理科実験を見せられて

思わず拍手する私たち

 

そしてこの時点で

強引に話を進められるんじゃないかと

気が気でない妻

 

20代夫婦…無知…

 

ナメられないようにしないと…と

警戒心マックスで挑みます

 

 

 

 

 

とは言ったものの、向こうもプロですから

距離の詰め方は絶妙でしたね。

 

 

強制することもなく、

しかし適当ではなく、丁寧に。

 

 

下調べした時に出てきたり

話を聞いて出てきたような疑問点はちょこちょこ聞きました。

聞きやすかった。

 

 

そうそう、

「Z空調」のあるモデルハウスもあったので見せてもらいました

 

 

正直モデルハウスって常時開閉しちゃってるし、

さっきまでいたエアコンの部屋との差はよくわからなかったんですが

風が出るところが小さくてスッキリしてるしコンパクト。

リビングにゴツいエアコンとか置かなくていい!

 

掃除とかのメンテナンスとかは意外と楽そうだったので

家中のエアコンを掃除する、みたいのは無くなりそうだなと思いました。

 

 

 

桧屋住宅の企画住宅、色々ある

もろもろ聞いてみると、

桧屋住宅の注文住宅にも色々種類があるみたいです。

 

私たちは

 

内装の雰囲気にこだわりたいとは思いつつ

「一味変わった構造の家を建ててやろう」なんて

チャレンジャーなことは考えてなくて、

 

あくまで住みやすい間取りが大事だと思ってるんで、

間取りはある程度決まってる方がありがたいんですね。

 

で、桧屋住宅さんは企画住宅のプラン自体も色々あるみたいで

一般的な2階建はもちろん

テンプレートが決まってるやつがあったり、

平屋中心だったり

パンフレットも充実しています。

 

当時はなかったんですが、

平屋+屋根裏っぽい2階のアトリエ?っていうパンフレットもできてますね

屋根裏好きにはいいかも…

ハイジの屋根裏部屋、憧れるっちゃ憧れる

 

 

妻が

ほーーーとか

へーーーとか言いながら

パンフレットをみている

 

 

 

その時

 

静かに聞いていた夫くんがふっと顔を上げました

 

 

 

夫「すみません、

 ガレージ付きのプランってありますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

な、なんだってーーーーーーー?!!!!

がががガレージって……

 

あの、お金持ちしか持たない贅沢品の、

あのガレージ!!!!!?!

 

貴様、ほんきかッ

 

 

 

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その日、

ガレージ付きプランのパンフレットを見た私達は

 

心に灯ったわずかな

「高望み」の灯

を抱えて

 

ホクホクっとした気持ちで帰ったのでした。