簡単に出来るけど、どれでも良い訳じゃない。
昨日撮ったデスク上のエフェクター写真が思ったよりオシャンティーだったので、人知れずテンションが上がっておりますw
どうも。森大造です。
本日は「誰にでも出来ること」について想いを馳せたいと思います。
皆さんがよく耳にするであろうエレキギターの音。
ジャキーンとかギャーンとかいうあの音ですね。
所謂「歪みサウンド」なんですが、これには大まかに分けて3種類あります。
・オーバードライブ
・ディストーション
・ファズ
この3つの中で、最も歴史が古い「歪み」がファズです。
写真は定番機。ファズフェイス。
このファズというエフェクターですが、少々癖のある初心者泣かせな歪みでして
一般的には過激で扱いづらいとか、
変態とか言われているんですがw(上手く使えばそんな事もないんだけどね!)
独特な音色から一度ハマると癖になります。(1960年代の有名ロックギタリストは皆競うように使っています)
さて、この歴史あるファズなんですが
実は作りがめちゃくちゃチープなんですよw
上の写真のファズフェイス。
背景のキーボードと比較してもらうと、まぁまぁのサイズ感なのが解ると思います。
さぞかし中にはいろんな部品が詰まっているかと思いきや
心臓部の基盤はこれだけですw
参考までに、一般的なサイズのエフェクターの場合
なんかハリボテ感がとんでもない印象ですがww
ファズって回路自体はとてもシンプルな作りになってるんですね。
故に初めて自分でエフェクターを作る場合、ファズを勧められたりします。
つまり。
ファズって、ちょっと頑張れば「誰でも作れてしまう」エフェクターなんですね。
それなのに、定番と言われる名機達は2020年の現在でも数万円で取り引きされ愛されている。
回路や部品の細かい部分は詳しくないですが
エフェクターって入れ物を変えるだけで音が変わるんですよ。
つまりファズフェイスは、あのちっぽけな基盤がドデカイ入れ物に入ってる事が重要なんですね。
それ故に、ファズフェイスは「ファズフェイスの音」をプレイヤーに提供してくれる名機と言われるんだと思います。
僕らの生活に置き換えて
例えばそれが、誰にでも出来るような仕事だとしても
自分にしか出来ない仕事に昇華させていく作業がとても重要なんだなと
本日はそんなお話。
ファズフェイスについては以前、グラスバードの高橋くんと面白おかしく弄り倒したのでw
ご興味あればこちらもどうぞ。