七夕の夜に何想う。
「月が綺麗ですね」
この言葉で恋愛を連想した人は中々博識だと思う。
所謂、純和風の「アイ・ラブ・ユー」
旧千円札。夏目漱石先生の粋な和訳なんだそうです。
詳しくはご自分で調べてみてくれぃ。
そんな本日は七夕。
年に一度だけ男女が空で再会するアレな日です。
今宵は快晴。
天の川の水も落ち着いて、2人は無事に出逢えた事でしょう。
何年か前にも話したかも知れないが、
実は結局、晴れようが晴まいがなんやーかんやで2人は出逢える手はずが整ってるというのを、小学校の頃に聞いて、少しガッカリしたのを憶えている。
「月が綺麗ですね」が日本人が好む粋な表現なのだとするならば
「ハッピーエンドな恋愛」よりも「報われない悲恋」の方がドラマチックと感じてしまうのもまた、日本人の好みなのかもしれないね。
そう言えば今日、浴衣姿でタクシーを拾う女性を見かけたのです。
どっかで花火大会でもあったんやろうか?
「月が見えたら、綺麗でしょうね。」
「そういえば来週、銀魂実写公開ですね。」