色んな事が沢山あります。

嬉しい事や、悲しい事や。

どうにかなった事や、どうにもならなかった事。

どこか子供のまま大人になってしまった感覚のあるこの脳みそでも

年齢を重ねるうち、襲いかかってくる悲しみなんかの本当の大きさに気がついたりする訳です。

中学の頃。

両親以外、自分の身の回りの人間全てが信用出来なくなる事があって

今考えればなんて事も無い、学校という小さなコミュニティの中であった些細な出来事だったかもしれない。

でも当時の僕にとっては、この小さなコミュニティが世界の全てだった訳で

その時に感じた絶望とトラウマは、きっと未だに僕の深い部分に残ってる気がする。


悲しみとか、そういうのって本当に本人にしか分からないもんで

他人には理解出来ないのが当たり前な気がする中、

僕にとっては歌、メロディ、歌詞、ギター。

そういうパーツの一つ一つではなく

「音楽」という存在そのものが僕を救ってくれた記憶がある。


今僕はありがたい事に、何かを表現する側の仕事をさせてもらってる。

他人には理解出来ない、小さいけれど大きな悲しみと闘う人へ

僕がその救いの一つになれたらなんて思ってる。

そうする事が、きっと「音楽」に対する恩返しの様な気がするから。


いつも近くに居れないけれど

心は近くにあるからね。




次回ライブ

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