あじの刑事です。
さかい殿から指摘があった酉島製作所をみています。ポンプ屋さんです。
海外事業が6割近くを占めており、発電プラントや海水淡水化などハイテクポンプに強みを持っています。
2009年の決算はこんな感じ
。
減収増益の減受注になっています。機首予想より若干下回っています。
受注高 508億円(-7.5%)
売上高 473億円(-3.3%)
営業利益 26億円(+4.5%)
経常利益 26億円(+32.9%)
当期利益 14億円(+41.1%)
受注残 492億円(+2.6%)
売上高の内訳は、官需141億円(-2.4%)、民需52億円(-17.3%)、海外 266億円(-0.6%)です。海外の割合は、58.1%にもなり毎年増えています。
地域別では国内41.9%、アジア18.5%、中東29.2%、その他10.4%となり、中東の占める割合が大きいですね。中東の売上高は10%減となっていまが、受注高は10%高となっています。
一方、規模は小さいですが、ヨーロッパとオーストラリアの受注は半分になっていますが、アフリカは1.8倍になっています。
営業外収益として、受取配当金242百万円、為替差益469百万円と計上しているので営業利益より経常利益が大きくなっています。外国の株を持っているのでしょうね。
また、特別利益・損失に有価証券売却益損を計上しており、BSを見ると投資用有価証券として100億円を計上しています。ワオ。金融危機の影響で前期より50億円ほど目減りしていますが。。
また。第一四半期にて工事損失引当金戻入金として、特別利益で10億円を計上しています。これは大きいです。このため、経常利益より純利益が大きくなっています。
大幅な受注残を抱えていますが、受注高は大きく減ってきています。
2010.3の第二四半期の受注高は、官公需は65億円(0%)、民需22億円(-25%)、海外134億円(-26%)と頼みの海外が大きく減らしています。
また、今期は特別利益の計上があったのでEPSは大幅増というと、名村造船と同じですね。名村の場合は、今期の受注は壊滅ですが。。
海外向けの製造業はこんな感じなのかなあ。
株価:2100円(2009/12/18)
2010/3四季報予 EPS:108.8 円
PER:19.3倍
2009/3 実績BPS:1016.72円
PBR:2.06倍
ROE:8.3%
株主持分比率:47%
売上高 営業利益 経常利益 純利益 EPS 受注高
08. 3 47,272 2,643 2,566 1,410 54.8円
09. 3 45,692 2,761 3,410 1,990 77.3円 47,000(-7.5%)
10.3/1Q 10,609 765 881 987 38.34円 11,879(-22.3%)
10.3/2Q 20,973 1,055 1,386 1,298 50.42円 22,267(-19.9%)
会10,3予 49,000 3,300 3,500 2,100 81.56円 50,000
四10.3予 50,000 3,500 3,700 2,800 108.8円
四11.3予 51,000 3,550 3,750 2,100 81.6円
株価の方は、好調なEPSの上昇に合わせて上昇してきています。リーマン後安値からは2.7倍になっています。
この上昇をみるとトリドールを思いだします。株価水準はちょうど1/10です。
受注や売上を見ると、2009年でピークアウトした感じがありますね。
トリドールの場合は21万円が高値となり、19万円まで値を下げ、その後は21万円まで戻しました。
このときもPER20倍超で崩れました。今回もそんなイメージですね。
第三四半期の発表は、2月中旬ですのでこのときに通期の上方修正も発表されるでしょうね。上方修正込みでPERは20倍なので、四季報分の通期の上方修正は折込済みでしょうか。
今回は2100円で空売りして、1週間後には1900円でドテンで仕込んで2100円戻しでしょうかね。
株式は為替で特別利益がでるようだと、株価は2500円を目指す感じでしょうか。特別利益は株価にあまり影響はないのかなあ。。