柔道整復師国家試験の勉強法

 

どうやって受験勉強をしたらいいか?

勉強のやり方がわからない方は、ぜひ試してください。

 

 とりあえず、今年用の過去問題集と参考書を購入しましょう。

 

参考書・・・・・でるポとでる問(上、中、下巻)

                        学校の先生が推薦する参考書でも大丈夫です。

 

過去問題集・・・医道の日本社が出版している10年分の過去問題集

        学校の先生が推薦する過去問題集でも大丈夫です。

 

 

まず最初に教科書は国家試験用の本ではなく臨床用の本です。

 

 国試(柔道整復師国家試験)は教科書から出題されるので、満点を目指すのであれば教科書を全暗記するように勉強することをお勧めします。それと並行してどんな問題・選択肢が出題されるかと予想しながら勉強してください。

 

 はっきりいって、教科書を全暗記できる方は医大に行くことを少し考えるのもいいかもしれません。

 

次に参考書と過去問題集は国家試験用の本です。

 

 教科書を見てもどこが重要かわからない方へ、

参考書に記載されていることが重要な所です。

 

 教科書をまとめて自分用のノートを作成しようと考える方はいますが、

それは、本当に重要なところをまとめられていない可能性や写し間違い、読みにくくなる場合があります。

 

 教科書をまとめてからそのノートを覚えるより、国試合格のプロが作成した参考書を覚えることに集中した方が効率的です。

 

 教科書をまとめるだけで内容を理解して覚えることが出来るのは優秀な方で、あまり成績が良くない方は、潔く参考書を購入して暗記だけに集中しましょう。

 

 国試がどんな問題・選択肢がでるかは、

過去問の解説部分が出題せれると予想できます。

 

例えば、

問題、鎖骨骨折の固定法で誤っているのはどれか。

①8時帯固定

②セイヤー絆創膏固定

③ハンギングキャスト固定

④デゾー包帯固定

正解

解説

鎖骨骨折固定法は

セイヤー絆創膏固定法、ギプス固定法、8時帯固定法、厚紙副子固定法、T字状木製版固定法、バンド固定法、デゾー包帯固定法、リング固定法。

ハンギングキャスト固定は、上腕骨外科頚骨折や上腕部骨幹部骨折に用いられる。

 

 第4柔道整復学教室(当ブログ)に鎖骨骨折固定法の覚え方がありますので、覚えてない方は参考にしてみて下さい。

 

解説を使って問題を予想します。

問題、鎖骨骨折の固定法で誤っているのはどれか。

①ギプス固定

②ハンギングキャスト固定

③リング固定

④バンド固定

正解②、解説は上記解説を読んで下さい。

 

問題、上腕骨骨幹部骨折の固定法はどれか。

①ハンギングキャスト固定

②厚紙副子固定

③デゾー包帯固定

④T字状木製版固定

正解①、解説は上記の解説を読んで下さい。

 

問題、胸椎椎体圧迫骨折の固定法はどれか。

①デゾー包帯固定

②ベーラー反張位ギプス固定

③セイヤー絆創膏固定

④ハンギングキャスト固定

正解②、解説は上記の解説を読んで下さい。

 

過去問の解説を覚えていれば正解にたどり着ける問題が国試にも大変よく出ます。

 

 

参考書と過去問での方法では満点合格は出来ません。

なぜざら、参考書と過去問に載ってない問題が出題されるからです。

しかし、参考書と過去問から合格点分の問題は出題されます。

 

この方法は合格点を超えることだけを考えた勉強法です。

 

サッカーでは1対0で勝つ方法で、柔道では有効で判定勝ちをする戦い方です。

 

柔道整復師国家試験は「必修50点、一般180点」と「必修40点、一般120点」は同じ合格です。

 

結論

参考書で理解と記憶の整理を行い、過去問で国試問題を予想しながら勉強しましょう。