先週に引き続き、映画を観にいった。
今日は「英光のバックホーム」という作品である。
阪神に在籍した選手の実話を映画化したもので、その選手が実際のバックホームした映像はYouTubeでも複数観られる。
外野手なら是非ともやってみたい送球である。
野球部監督時代、不思議なことがたまにあった。
野球の神様という話もよくある。
勝つことはよい思い出だが、負けると悔しさしかない。
この作品のバックホームの送球は涙が出るほどのプレーだった。
野球に神様がいるという典型例の気がする。
最後のプレーを最高の姿で飾った。
二軍選手の引退試合は異例である。
それだけ愛された選手なのだろう。
プロ野球でも阪神はあまり見なかった。
修学旅行引率で泊まったホテルが甲子園球場のそばであった。
夜の自由時間に見回りの仕事で球場を一周した。
阪神ファンの強烈さが印象深かったというのもあった。
この選手名は横田信太郎選手である。
自分の引退試合に最高のプレーができるなんてすばらしい。
観客には大きな感動を与えた。
22歳で引退後、28歳で早逝した。
先週同様ネタバレはしないようにしているが、野球一筋の姿は感動であった。
横田選手は鹿児島実業高校からドラフト2位で阪神入りする。
恵まれた体格であり期待された選手であった。
これからというときに脳腫瘍を患い、治療に専念した。
一時は回復し現役復帰を果たす。
自分自身は長年野球部を見てきたわけだが、プロ入りする選手は出てこなかった。
大学で野球を続けるものの、そこで皆引退した。
彼の生き様を見て自分の人生を考えさせられる映画であった。
人それぞれいろいろな見方はあると思うが、映画のよさを二週連続で感じた。
最近観た映画は何だったかを振り返ると、なぜか日本映画ばかりだった。
それだけ日本映画がよくなっているのだろう。
【補足】
プログラムを買ったらこの作品は幻冬舎の見城社長が制作総指揮であることがわかった。
横田選手の文庫本も同社が出版していた。
見城社長はYouTube動画でも見かける人で、優秀な人だと思う。
この人に発掘されてよかった。