60代も後半になっているが、自分ではそういう実感がない。
年齢だけは毎年上がっていく。
妻から◯◯先生から手紙が来たという。
◯◯先生は元の勤務校の校長であった。
年齢も80代後半になるだろう。
この先生は強気な人で、現役時代には必ずしも評判はよくなかった。
夏休み中野球部の練習が終わったら、校長室によびだされた。
管理職試験を受けろと言われて、1時間ほど缶詰にされたことがあった。
丁重にお断りしたことを思い出した。
先生は自分の研究したことを出版するほど意欲的な方であった。
数年前、奥様を亡くされたという話を聞いた。
今年は年賀状が来なかったので、いろいろ大変なんだろうと思っていた。
手紙には年賀状を返せなかったお詫びや、長年連れ添った妻を亡くしたこと、現代社会の問題、自分の著作品の改訂版を出すとのことが書かれていた。
この年齢でも一人で生活して、意欲的なのはさすがである。
現役時代は同僚、保護者、生徒などから刺激を受けることが日常であったが、今はそういうことが減った。
からだは元気である。
先輩たちからの元気な連絡は、今の自分にはとてもよい刺激である。
そう言えば教え子や元同僚からスマホやメールにいろいろな連絡が来る。
いろいろ考えてみると、前向きに生きて行くのが今の長寿社会の基本なのだろう。