24/25 シーズン
シーズン開幕前準備
レスター・シティ:ジェイミー・ヴァーディ引退
長らくレスター・シティのエースとして活躍したヴァーディがプレミアリーグへの昇格を置き土産に現役を引退。6部リーグからミラクルレスター時代のプレミアリーグ奇跡の優勝。そしてイングランド代表でもゴールを決めるなど、人々の記憶に残る名プレーヤーだった。
レスター・シティ:主なレンタルバックした選手
ヴィクトル・クリスティアンセン
昨シーズンはボローニャへレンタルしていたが、シーズン終盤の大怪我で完全移籍の道が閉ざされレスター・シティへ戻った。豊富な運動量で左サイドを制圧する完成度の高いサイドバック。まだ21歳と伸びしろも大きい。
ルーク・トーマス
シェフィールド・ユナイテッドからレンタルバックした国産サイドバック。クロス精度の高さが武器で大外からクロスを供給しゴールにつなげる。
ハザマ・チョードリー
冬にウェストハム・ユナイテッドへレンタル移籍していた守備のマルチロール。買取オプション行使とはならなかったが主力としてリーグ戦17試合に出場した。守備力の高さはハリー・ウィンクス以上で両サイドバックをこなす万能性は指揮官にとって貴重な戦力だ。
ブバカリ・スマレ
昨シーズンはラ・リーガのセビージャでプレー。14試合で5アシストを記録したチャンスメーカーで大柄ながら非凡なテクニックも備える。デュースバリー=ホールとの補完性も抜群。
レスター・シティ:24/25夏の移籍情報
加入
スコットランドのセルティックとの契約が切れるデイヴィッド・ターンブルをフリーで、そして昨冬レンタルで加入していたイアン・マートセンを完全移籍で獲得。さらに提携しているOHレーヴェンからサンチャゴ・ラモス・ミンゴ、各リーグで降格したクラブからヴィクトル・ツィガンコフ、マテオ・レテギ、ジョアン・ゴメスを獲得した。
そして移籍期間最終日にはトッテナム・ホットスパーからイスラエル代表のウイング、マノール・ソロモンの加入が決定。前線から守備ラインまで各セクションに即戦力の実力者を加えることに成功した。
放出
主力級で退団したのはパトソン・ダカとウィルフレッド・エンディディのみ。ダカは構想外に近い扱いだったが、エンディディの放出はレスター・シティにとっては痛手だ。
他のトム・キャノンやタワンダ・マスワンハイスらは出場機会確保のためレンタルで武者修行へ。また退団が報道されたデニス・プラートは9/2時点では移籍先が見つからず残留となっている。
レスター・シティ:新加入選手紹介
サンチャゴ・ラモス・ミンゴ
守備力だけでなくビルドアップの起点にもなれるパス能力、視野の広さを兼ね備える現代型のセンターバック。左利きという利点もあり、かかる期待も大きい。
コビー・スモール
アーセナルで将来を期待されていた若手。ここまでプロの舞台での経験はないが、潜在能力は高い。まずはセカンドチームで実戦経験とトレーニングを積んでチャンスを待ちたい。
イアン・マートセン
昨冬加入し半年で4ゴールと瞬く間にレスターファンの心を掴んだサイドバックが完全移籍で正式加入。ルーク・トーマス、ヴィクトル・クリスティアンセンといったライバルがいるが、彼らに無い得点力や攻撃性能で違いを見せたい。
デイヴィッド・ターンブル
セルティックからフリーで加入。正確なパスでリズムを作るバランサーで欠点らしい欠点がない。PK職人でもあり、国内カップ戦などのトーナメントではより貴重なカードとなりうる。
ジョアン・ゴメス
ウルヴァー・ハンプトン・ワンダラーズの降格に伴い移籍志願。その後レスター・シティが競合の末、移籍金総額4,500万€で獲得した。豊富な運動量で中盤を制し鋭いタックルでボールを奪い取る、エンディディに代わるボールハンター。
ヴィクトル・ツィガンコフ
現役のウクライナ代表ウインガー。右サイドを主戦場とし、カットインからシュートやクロスで決定機を演出する。まだまだ連携に難はあるものの、独力でも違いを作れるアタッカーだ。
マノール・ソロモン
移籍期間最終日に加入が決まったイスラエル代表ウインガー。167cmと小柄な体格だが軽やかなテクニックとドリブルで敵陣へ進む。得点力も高く、代表では44試合で10ゴールをマークしている。
マテオ・レテギ
イタリア人ながらアルゼンチンでキャリアを積んだ異色の経歴を持つストライカーがプレミアへ上陸。守備でも貢献できるプレースタイルはヴァーディを彷彿とさせる。背番号も前キャプテンの【9】を継承した。
移籍期間ってほんと時間が進むのが遅いですね!!!笑
移籍活動しながらシーズン開幕したのでそっちも載せようとしたんですが、長くなりすぎたので今回は初期レンタルバック組の紹介と今夏加入した選手の紹介のみとします。
次回はちょっと短いですが、8月のシーズン開幕のとこです。