23/24 シーズン
1年の振り返り
EFLチャンピオンシップ:受賞者
EFLチャンピオンシップ年間最優秀選手にキーラン・デュースバリー=ホール、最終週若手選手にアブドゥル・ファタウ、そしてベストイレブンには最多の6名が選出された。また最優秀ゴールキーパーはリーズのイラン・メリエ、最優秀監督はバーミンガムのウェイン・ルーニー氏が受賞した。
EFLチャンピオンシップ:チームスタッツ
総得点数、および1試合平均の得点数はレスター・シティがトップ、次いでノリッジ・シティ、バーミンガムとEFLチャンピオンシップを牽引したチームが並ぶ。失点期待値の高かったコベントリー、シェフィールド・ウェンズデーは共に降格となっている。
平均観客動員数が最も高かったのはサンダーランド。残念ながらプレミアリーグ昇格とはならなかったが、地元におけるサッカー人気を改めて感じさせる結果に。チーム別年俸合計はレスター・シティが一番多い結果に。
EFLチャンピオンシップ:選手スタッツ
得点王に輝いたのはブリストル・シティのナーキ・ウェルズとイプスウィッチのジョージ・ハースト(共に21ゴール)。アシスト王はレスター・シティのキーラン・デュースバリー=ホール(17アシスト)、最高評価点はリーズのクリセンシオ・サマーフィルが獲得。
オープンプレイでのキーパスはキーラン・デュースバリー=ホールとノリッジ・シティのジョナサン・ロウの数字が際立つ。ドリブル数はリーズの韋駄天ダニエル・ジェームズが圧巻のトップ。
重要タックル数はワトフォードのウェズレイ・フートがトップ。今シーズンのワトフォードは厳しい結果となったが、プレミア経験豊富なセンターバックとしてチームを支えた。90分平均の失点数はリーズのイラン・メリエがトップに。2位のマッズ・ヘルマンセンと共に若手キーパーの活躍が目立った。
その他のリーグ・大会
プレミアリーグから降格するのはバーンリー、ウルヴァー・ハンプトン、ルートン・シティの3チーム。その他セリエAからはエンポリ、ブンデスリーガからアウクスブルクの降格が決まった。
レスター・シティ:選手スタッツ
リーグ戦最多得点はイヘアナチョとマヴィディディ。マヴィディディとデューズバリー=ホールは2桁得点2桁アシストを記録し、チームの攻撃を牽引した。大ベテランのヴァーディは負傷離脱の期間が長かったが、短い出場時間で9ゴール。副キャプテンのコナー・コーディーはイエローカードの数が合計で16枚。熱いプレーが持ち味ではあるが、累積警告による出場停止はチームの守備力低下に響くことになっていた。
ユニフォーム売り上げの人気No.1はやはりジェイミー・ヴァーディ。オルブライトン、エンディディらチームを長く支える選手たちも変わらず人気が高い。ベストイレブンには新加入のカサディらも選出された。
レスター・シティ:来シーズンのビジョン
来シーズンのレスター・シティに対して役員会、サポーター共にプレミアリーグへの定着(残留争いに巻き込まれないこと)が求められている。元々プレミアリーグでも一定水準の戦力があるので、不可能なものではないと思われる。そのためにもデイマール監督にはこの夏を戦力強化や戦術浸透など有効に動いてもらいたい。
全部振り返ると長いな!!!!6月に決まった移籍もあるけど、それは次回にまとめて紹介です。