2024-25シーズン 9-10月

  バレンシア移籍情報まとめ

【IN】

15 DF ホセ コペテ(🇪🇸)

13 DF ヌーノ タバレス(🇵🇹)

7 MF ニコ ウィリアムズ(🇪🇸)

8 MF アイマール オロス(🇪🇸)

26 MF モンチュ(🇪🇸)

21 MF フェリックス ヌメチャ(🇩🇪)

19 FW ヴェダト ムリキ(🇽🇰)


【OUT】

DF ジェンク オズカジャル(🇹🇷)

→ビジャレアル

DF へスス バスケス(🇪🇸)

→オサスナ

その他レンタル含む合計12名



  UECL組み合わせ抽選

欧州カップ戦の各グループリーグ組み合わせ抽選が行われた。UECLに参戦するバレンシアはグループEでマルメFF(🇸🇪)、ラピッド・ウィーン(🇦🇹)、アバディーン(🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿)と同組に。初戦は9/26にホームでマルメFFと対戦する。





 ラ・リーガ4節 vs セビージャ



△1-1

11分 ニコ ウィリアムズ

79分 フェデリコ レドンド



 ラ・リーガ5節 vs カディス



○3-0

34分 フェリックス ヌメチャ

48分 南野 拓実

89分 ヴェダト ムリキ



 UECLグループリーグ1節 vs マルメFF



○2-1

21分 ステファノ べシーナ

51分 アシエル ビジャリブレ

70分 南野 拓実



  UECL初戦勝利

グループE、バレンシアの初戦の相手は北欧の雄マルメFF。CL本戦も何度も経験しているスウェーデンの強豪だが、バレンシアはターンオーバーを実施して臨んだ。


序盤は連携面でミスがあり先制を許すも後半開始から南野拓実を投入し反撃を開始する。コーナーキックをビジャリブレが頭で合わせて同点とすると、70分には左サイドを突破したリノの折り返しを南野拓実が右足で合わせて逆転に成功。試合はそのまま2-1でバレンシアが勝利。


試合後チアゴ・モッタ監督は「このレベルになると弱いチームなんてない。我々はマルメFFに勝てるメンバーを選んできている。そういう意味では途中出場の南野はもちらん、スタメンのビジャリブレ、モンチュもよかった。モスケラは余計なカードは貰わないようにしないとね。でもそれ以外は良いプレーだったよ。」とスターティングメンバーの人選に言及した。




 ラ・リーガ6節 vs オサスナ



○2-1

7分 ラファ ミル

45分+ アイマール オロス

68分 ヴェダト ムリキ



 ラ・リーガ7節 vs レバンテ



○3-1

37分 ウーゴ ドゥロ

74分 ニコ ウィリアムズ

80分 アレハンドロ カンテロ

85分 ニコ ウィリアムズ



 ラ・リーガ8節 vs レアル・バリャドリード



○5-1

2分 アイマール オロス

38分 ラージー ラザマニ

60分 セリム アマラー

72分 ニコ ウィリアムズ

74分 フェリックス ヌメチャ

89分 ニコ ウィリアムズ



  リーグ戦6戦負けなし

開幕2連敗後6戦負けなし、バレンシアが調子を上げてきている。先日のレアル・バリャドリード戦で見せた爆発力のある攻撃、複数失点しない安定した守備。攻守にチームとして連動した動きが浸透している点は大きな強みだ。


先日途中出場で2ゴールを奪ったニコ ウィリアムズは「全員がやるべき事を全力でやった結果だね。攻めている時は常にゴールを狙うし、ボールを奪われたらすぐ取り返すためにポジションを取る。スタメンとか控えとか関係なく、全員で共通の認識を持っているから、誰が出ても結果に繋がっているんだと思うよ。」とチームの現状を語った。





 UECLグループリーグ2節 vs アバディーン



○1-0

48分 ヌーノ タバレス



 ラ・リーガ9節 vs セルタ・デ・ビーゴ



○2-1

44分 サムエル リノ

52分 イアゴ アスパス

65分 ヴェダト ムリキ



 ラ・リーガ10節 vs レアル・ベティス



○3-1

11分 サムエル リノ

57分 ファンミ

66分 ニコ ウィリアムズ

87分 アンドレ アルメイダ



  大怪我から復活のアンドレ アルメイダ

背番号10を背負った司令塔がピッチに帰ってきた。半年前に靭帯損傷の大怪我を負ったアンドレ アルメイダがラ・リーガ10節レアル・ベティス戦で途中出場。87分にはモンチュのグラウンダーのクロスに合わせてチーム3点目となるゴールも決めた。


昨季はトップ下のポジションでアシストメーカーとして機能していたが、この日は左のインサイドハーフでの起用。少し深い位置からボールを捌いてビルドアップに関与。本人曰く「プレーエリアが広がるから、このポジションの方が居心地がいい。」との事。「またこうしてサッカーが出来るっていう喜びを感じます。プレーするのは本当に楽しい。」「怪我していた時も監督はずっと声をかけてくれたんだ。これから僕らがどんなサッカーをするのか、どういうスタイルを目指すのかとか色々話も出来たからピッチに立った時に不安はなかったよ。」と7ヶ月ぶりのピッチでの働きを振り返った。







 UECLグループリーグ3節 vs ラピッド・ウィーン



○3-1

42分 アイマール オロス

67分 ディミトリ フルキエ

79分 南野 拓実

83分 マティアス セディル



  ラ・リーガ順位表








  UECLグループE順位表



ここまで公式戦9連勝、リーグ戦でも3位とチアゴ・モッタ率いるバレンシアが躍進を見せている。セルタ・デ・ビーゴやレアル・ベティスなど難敵も撃破し今や完全に波に乗っている。


攻守のハードワークが結果に繋がっているのだが、功労者は間違いなくチアゴ・モッタ監督だ。疲労を考慮したターンオーバーや的確な采配で90分間プレッシングのスタイルを維持し続けている。この結果から10月の月間最優秀監督にも選出された。


懸念すべきは選手からターンオーバーに対する不満と負傷か。メンタル面・フィジカルのケアさえ万全であればバレンシアの快進撃は暫く止まらないはずだ。