今年の3月19日。
某国立大学の門の前で息子を降ろし、
コロナの影響で卒業式は行わず、証書の授与だけがあるとのことで、
お迎えに行く間に、Nトリで
彼の新しい住まいで使う家具などを見ておりました。
「やけに遅いなぁ、もう1時間経ったけど・・・」
すぐ終わるはずなのに、なかなか連絡がありません。そのうち、
「俺、気分が悪くなっちゃって、トイレで戻しちゃったから、保健室で休んでたら、
証書貰いそびれた。後日郵送で送られるって。だから、迎えに来て」
と、苦しそうな声で電話がありました。
とことん間抜けだなぁ、と思いつつ、夫にその旨を電話すると、
「本当に???なにそれ?!」
とすぐさま切られる。
車で10分程で、校門まで戻り、息子を拾うと、隣の市の息子の新居に向かい始めた。
少しして、夫から電話が。
運転中なので、Bluetoothでスピーカーフォンになる。
「卒業してないよ!って言うか、単位が足りなくて留年だってよ!!おかしいと思って大学に電話してみたんだよ!そうしたら、本人には3月頭に連絡してるって!」
就職も決まり、先日新しいアパートの契約も済み、お金もいろいろ払った。
車中の空気が一気に凍る。
「い、言えなかったんだ!嘘つこうと思ってついた訳じゃない!」
アワアワする息子。
怒る夫。
あらあら。
やっぱり兄ちゃん、必ず一回は大きな失敗するんだよなー笑なんて、
私は何だか面白くなってしまった。
でも、この場で笑うのは余りにもまずいので、息子に「経緯と理由と今後どうするかを教えろ!」と恫喝しつつ、
結局アパートも引き払わなきゃいけないので、新居には向かわずに、家具等乗せたまま、息子を自宅へと片道1時間の道を走らせる。
せっかく就活して、何社も落ちて、やっと受かった会社なのにダメになる、
国立大とは言え、学費もまた掛かる、
3月頭に分かってたのなら、その時言ってくれれば、アパートだって借りなかったし、20万は浮いたのに!と正直ショックだけど、、
夫の3回目の浮気を知った時の方が、もっと辛かったなぁ…。それに比べればこれくらいたいしたことないな。
なんて思いつつ。
私。息子と高校生の長女の母。
背は小さいが、体の厚みはふっかふか。
40代後半に入ったところ。
母の介護を機に、正社員から無職、パートに移行。
長男。22歳。某国立大学生。
ASDとADHD。言語能力は高く、2歳にアルファベットでローマ字から文字を書き始める。その後、カタカナ→ひらがなを覚える。幼稚園年長から言語指導教室に週一回通う。その後、公立小→私立中高一貫校→国立大。これがまた色々ありました。。おいおい書きます。
夫。
私より2つ下の40代ちょうど半ば。
中小企業の管理職。仕事は確かにできるんだと思う。ADHDで、忘れっぽい、よそ見して車をぶつける、等々、
結婚してから分かったこと盛りだくさん。
子煩悩で家事も積極的によくやる。
外からは温厚そうに見えるが理屈っぽく、娘曰く、サイコパス。
そして、コイツが浮気する奴だったのです。。