大和流護身術やたがらす日記37 丹田は大切なのだの巻 | ダイワ・ラボ〜八咫烏拳遊記〜

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大和流護身術八咫烏会が主催する練習会「ダイワ・ラボ奈良葛城」のお知らせブログです。
大和流柔術は四天王寺発祥の武道で、初心者、女性、子どもが、最低限逃げるための護身術を練習しています。
体験、飛び入り参加大歓迎です。

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今日はボクサーUKさんが体調不良でお休み。
白虎S岡さん、グラップラーTKさんと私の3人。

ぐんぐん腕を上げつつあるグラップラーTKさんもそろそろ初心者卒業。
次の段階に進むために丹田の話をしました。

どんな武道においても丹田は重要視するもので、大和流においても体の重心であることには変わりません。
大和流で体の重心以上に重要なことは、仏教的な要素である丹田と阿頼耶識との関係です。
なぜ「大和流をすると幸せになるのか?」「なぜ大和流をやらないといけないのか?」「なぜ大和流は寝たきりになってもできるのか?」全ての答えが丹田1つに答えがあります。
これでグラップラーTKさんもこれからの練習の意識が変わり日常生活も感謝に満ち溢れるでしょう。

たぶん。

今日はそのために体の力を抜く練習をしました。
他の道場では「力を抜いて」と言われるだけで何も教えてくれませんが、大和流には力を抜くためのメソッドがあります。
グラップラーTKさんも「難しい」と言いながらもかなり上手にできるようになりました。

大和流の技は習ったその場で出来ます。
でも帰ったら出来たり出来なくなったりします。
それを時間をかけて出来るようにしていくのが練習です。

グラップラーTKさんが職場での体験を話してくれました。TKさんは体重60キロ前後ぐらいだと思います。
「不意に指を掴まれたので、何気なく引っ張ったら90キロぐらいある巨大な人間が吹き飛んでいった。」
との事です。

話を聞いた白虎S岡さんは大喜びです。
「大和流の技が発動してるじゃないですか。」
そうなんです。
大和流の技は発動するものなんです。
発動させるものじゃないんです。
相手を投げようと思って指を引っ張ったら自分が崩れてたでしょう。

昨日整体ぼーず殿と話をしていた時に
「大和流はコンピューターウイルスと同じ。体にインストールすれば、状況が整えば自動的にプログラムが発動する。」
と言っていました。
なるほど。
その通りです。
さすが大和流の文殊菩薩と言われた整体たくわんぼーず殿。

大和流ウイルスはちゃんとインストールすれば勝手に発動して幸せも感染していきます。

次回は4/22日。

帰りに白虎S岡さんから
「宗家に会いたい」
と言われました。
すぐに連絡を取ったところいつでもオッケーとの返事をいただきましたので、S岡さんも来月とうとう壱号道場デビューです。
壱号道場の皆さん宜しくお願いします。

あの道場破り感満載の黒に金ラインの半袖道着で来るのか、それとも普段の練習着で来るのしみです。