馬裡の言葉遊び

馬裡の言葉遊び

~馬と共に去りぬ~

そして、二度目の富士山登山を2013年(13年前)決行しました。




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今日は海の日。


前回の記事の通り、7月13日土曜、山登りをしました。


富士は広いな、大きいな。





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富士山は一般的に5合目から登るのですが、その登山口は4つあります。


それぞれに特徴がありまして、本に載っている解説では、



【吉田口】 首都圏から最も行きやすく、人気が1番ある登山口。


【富士宮口】 登山標高が最も高く頂上まで最短ルート。(今回)


【須走口】 頂上までの距離が長い、人が少ない、下山は砂走りができる。(前回)


【御殿場口】 最も長い登山口、人が少ない、下山時に砂走りができる。




私は前回、須走口でしかも山閉めの日。さらに夜登ったので人がいない夜の山道を

弾丸登山(山小屋に泊まらずに一気に登る)したのですが





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今回は、それから約8つ~ほど年をとっているので、

富士宮口からの日中日帰り登山にしました。



前の須走口は、5合目まで車で行けたのですが、富士宮口は登山客が多く

マイカー規制というのがありまして駐車場が混んでしまうので、


手前の駐車場に停車して、そこからシャトルバスで5合目の入り口まで30分ほどかけて運んでもらいます。






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なんだかんだで、5合目の出発場所についたのは8時50分くらいでした。


ここで、今回は杖を買いました。


前回はステッキなしで辛い思いをしたのと、この杖がほしかったからです。








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富士山は一般的に5合目から登り、6、7、8、9、頂上と登って行くのですが


各合目に山小屋がありまして、この杖に焼印を押していくことができます。


これをやってみたかったんです(笑)


というわけで杖をもって出発です。




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前回もそうだったのですが、6合目まではあっという間に着きました。


当時は、あれ、けっこう早く着いたなどと思ってしまったのですが、



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もう私は騙されません(笑)ここからがあのきつい山道の始まりです。


まずは6号目の焼印をしてもらいます。

焼印は200円です。






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少し休憩をして、出発しました。







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次の山小屋までは1時間ほどです。


富士山に登ったことのある方はわかると思いますが、

この1時間が地獄のように過酷です(疲)






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ゆっくりゆっくり、ひたすら登ります。

自分のペースで行かないと痛い目にあいます。







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新7合目に着きました。新というのは、次が元祖7合目になりまして


これを知らずに登っていきますと、次の山小屋にやっと着いた。8合目だ。


と思い標識を見ると、また7合目?

えー!っとなってしまいます。


この精神的な疲労感がものすごいんです。前回はそれを味わいました(汗)





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ここでも焼印をしてもらいます。次の山小屋までは約1時間です。


山小屋といいましても、基本的には泊まる人のためにあるので、中にはいることはできません。



食事だけできるところもあるようですが、私は一回も入りませんでした(笑)


外で休憩しながら、ペットボトルのスポーツ飲料で水分補給です。





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では出発です。




標高3000mに入りました。


富士登山は酸素が薄くなっていきますので、高山病に気をつけなければなりません。




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この高山病は、スポーツをしているしていないに関係なく、

なる人ならない人がいるそうです。


呼吸の仕方などの影響なのでしょうか、私は前回、今回ともに大丈夫でした。


この辺りから多少疲れが出てきました。







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元祖7合目に到着です。




少し休憩をしまして、トイレに行きました。山小屋のトイレは200円かかります。


飲み物なども地上よりは高くなっています。運ぶのが大変ですからね。





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焼印をしてもらいまして、次は8合目です。








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今回登っていて思ったのが、やっぱり日中で明るいことと、

なにより人がいるというは、気持ち的にすごく楽でした。






若い男の子たちや、元気な女の子たち、年配の方や子ども、

人が登っているのを見ると元気がでたりしました。


前回は以前ブログにも書きましたが、

とにかく人間がいない夜の登山でしたので(独)



この日は、西洋人の人がTシャツ短パンなど軽装で登っていたり(笑)

上の方で再度会った時はさすがに防寒着に変わってましたけどね。




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数少ないですが高山植物もありました。








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こんな感じの山道です。


途中ヘリコプターがすごく近くまできてホバリングしていました。


たぶん世界遺産になって初のシーズンなので撮影かなにかだと思います。



私は上を見て、大きく手を振っていたら、さらにどんどん近づいてきたので、


きっと何かの資料映像に使われるでしょうか(笑)







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8号目到着


休憩です。この10~20分の休憩はすごいんです。


疲れがとれるといいますか、足のストレッチを軽くするだけで全然違います。


でも休憩して登りはじめの5分くらいは、なんだかきつかったりします。


人間の体が休んでいる状態から動くことを億劫に感じているのでしょうか。


でも休憩をはさまないと後で持たなくなるんです。

3250mのこの場で、持参したおにぎりさんを2つ食べました。





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焼印をしてもらい出発です。






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この辺りからはだいぶ寒くなってきます。頂上の気温は3℃前後なので、


登る前の地上30℃くらいから3℃へ向かって行っています。



私もウインドブレーカーを羽織りました。

そして小雨が降ってきました、風もだいぶ強くなってきました。


数メートル登っては止まり5秒間深呼吸、これをくり返します。


このリズムが私にとってすごく良かったです。






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9合目に着きました。



ここでもしっかり休憩です。次が九号目五尺、9.5合目といった感じでしょうか。


今回は正直いまのところまだ気持ちも体も大丈夫です。


やはり前回の山閉め日の須走口、弾丸登山での教訓が生かされているようです。


といってもかなり疲れてはいます(笑)





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焼印をして、出発です。









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ここまで来たらてっぺんまで、登るのみです。









登りながら飴を舐めたりしました。



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この飴が意外に体や脳には効くような気がしました。








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山肌には雪が溶けずにありました。


小雨や風は止まずにガス(霧)もすごくなってきました。










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一眼レフカメラ持ってきましたが、これは景色撮れないなぁと思いました。













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九号五尺に着きました。


休憩をします。焼印をします。もう頂は見えています。


出発です。








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頂上を目指して歩きながら、


前回登った時は、富士山に挑んでみる、

という気持ちでいたのを思い出しました。


そしてコテンパンにされました。もう2度と登らないと思ったほど


尋常じゃないほどきつかったですし、疲れました。






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今回は挑みませんでした。挑んでも勝てる相手ではないからです。


気持ちに余裕を持って、疲れたら途中で下山すればいいかな、


挑まずに、富士山と一体化しよう。



あと10m あと5m あと1歩。







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世界文化遺産 富士山登頂。









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どうしても富士山で炭酸が飲みたかったんです。

泡がきめ細かくて、開けると吹き出るんです。










富士山は登り口により頂上の場所も違います。



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写真の図は頂上を上から見たものでして、赤い矢印が各登山口になります。


なので前回登頂した場所と今回は違う景色なんです。


頂上を歩いて1周することもできますが2時間かかるので前回はできませんでした。


今回は剣が峰といいまして富士山の頂上の中でも最も高い場所3776mまで行きました。







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剣が峰に行くまでの道に馬の背と呼ばれている道があります。


馬の背中のような形の道が、日本の最高峰にあるんです。






私は馬の背を歩き、ついに剣が峰に到達しました。



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そこで手を合わせました。この時、私は自分の足で行ける日本で1番高い場所に立ちました。











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頂上でも焼印しました。最後は朱色のものでした。これでこの杖も完成です。











そして、いたんです。馬が。



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馬の背、この馬。

もしかしたら今回、私を富士山に登らせた力はやはり馬だったのかも知れません。




おしま・・   





にしたいのですが、でも降りないといけません(笑)

今回の富士山登頂での過酷さは、実は下山のほうにありました。







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実は、前回の富士登山がつらすぎたせいか、

今回は多少の体力の余裕がありました。


前回と比べるとですよ。



そこで調子に乗って、頂上から8合目くらいまで一気にかなりの早さで下ったんです。


というのも、私、朝登り夕方までに降りてくる予定でして、

ちゃんとしたライトを持ってきてなかったんです。車にあった小型のものでした。






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日が暮れるまでに下山しないとまずいと思い、

焦って小走りで8合目まで行ったのがいけませんでした。



そこからが、もうですね。  

つらいつらい(笑)



途中、両足の小指の爪に激痛が走りまして、とくに左足の小指爪が・・・

うわ、たぶん爪はがれた・・・。






1歩1歩足を踏みしめる度に痛いです。でも歩くしかない。


下山時に7合目辺りでしょうか、緊急でタンカーで運ばれていた人がいました。


やはり富士山を甘く見てはいけないです。

そこからは、もうすごいゆっくり下りていきました(痛)





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そんなわけで6合目に着いたのは、19:30、真っ暗になっていました。


ご来光を見る登山客はこれから登って行きます。


よく見ると上の方の山影がわかりますでしょうか。光は夜登山の人の灯りです。


この時私はもうへとへとでした(笑)







なんだかんだで、5号目に着き、バスで駐車場にたどり着いたのは、20:00でした。


富士山登頂して、痛みに耐えたので、ビール飲みたい。


でも車だから飲めない(笑)



高速道路を走り、運転中も爪が痛かったです。我が家に着いたのは夜中の1:30でした。



左足の小指の爪、ないんだろうな、靴下の上から足の裏を触ると、



なにやら小さな硬いものがあります。やっぱり剥がれた爪が足の裏のほうにある(汗)


見るの嫌だなと思いながらも靴下を脱ぐと、



あれ、爪がある。



硬い異物はくつ下の中に入った、富士山の砂利(小石)でした(笑)



ちょっとほっとしまして、


さあ風呂へえるぞ、ざばーん。





日曜の新馬狙い裡を書き終えた頃には、ビールを飲まずに眠りにつきました。


翌日、そして、未だに足の筋肉痛がものすごいことになっています。








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~2日後の自分~


当日、雨やガス(霧)もありまして、


結局、一眼レフカメラよりスマートフォンのカメラで撮った写真が多かったです。


天候もそうですが、やはり疲れもありまして、背負っているカバンからカメラを出すのが

大変だったこともあります(笑)



記事では登っている目線での富士山風景がほとんどでして、


遠目からの富士山の写真があまりありません。



1つ前の記事の方がご来光の写真や、所謂、これが富士山という写真が多かったです。


写真で撮る富士山と登る富士山はやはり異なるのだと改めて感じました。



登る前に車中の道から見えた富士山がすごくきれいでしたが、


登った帰りに撮ればいいやと思って通りすぎてしまいました(笑)



何かで読んだのですが、


「遠くから見る富士山は素晴らしい。

しかし登った後に遠くから見る富士山はもっと素晴らしく見える」


とのようなことが書いてありました。


その言葉を思い出しビールを飲みながらこの記事を書きました。



読んでいただいた方が、富士山に登った気分になっていただけたら幸いです。




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おしまい。





2026年7月6日ー


最初に登ってから22年ほど2回目からも13年ほど経ちました。


報道によりますと富士山登山は入山料金がかかるようになったり色々な規制も増えていってます。


私が登った時は自由気ままといいますか、全て自己責任という感じでした。


山はとても厳しいところです。富士山登山は観光化されつつありますので、時代と共にこういう風潮は必要なのかも知れません。


ただキツくとも、登った者にしかわからない景色や感動があるのは


どの時代になっても変わらないと私は思っております。