西小山あたりで呑んでます。

いつまでもあると思うな親と酒場。
このお店にお邪魔する時、駅から向かう道で毎度、その言葉が
脳内を駆け巡る。

ほとんど、ネットに情報が出てこないので今も営業してるのか
どうかわからないからなのです。

少し住宅地に入ったところにあるこのお店。
灯りが見えたら、あ、やってるやってるとちょっと安堵する。

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今夜はご常連の方たちは表に出て呑んでるので、店内のカウンターは
ワシひとり。
大きな声でそして、口をハッキリと見せて「ホッピー」とオヤジさんに叫ぶ。

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見た目、キンキンに冷えてそうですが、冷たいのはホッピーだけなので
全体的に温いのです。
残念ッス。

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しかし、ココのコレは美味い。
辛いのをちょっと混ぜていただくコレは結構好きなのだ。
ちょっと味が濃いけど、それも許せるのです。

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コレってなんだよって顔してますね。
ガツ刺しです。

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今日のモツ、状態がイマイチなのですよ。
ワハハ、どうしようもないけど、この店の雰囲気が好きだから
来ちゃうんですけどね。

ガツ刺しの残り汁につけてみると、もしかして・・・
なんて期待してやってみる。

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けれど、結果はよろしくなーい。
チェッ。

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まぁ、それでもイイんです。
と思いながら、モツ不発感がワシの中で充満してくる。

オヤジさんが「今日はハラミ入ってるよ」と言う。
じゃあ、ソレくださいと言って、クリーンヒットを期待するも・・・

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何か状態がよくない。
それはワシのカラダに変化が起きたか?

どっちにしても、二杯目のホッピーも温かった。
チェッ。

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少し、冷たいホッピーが呑みたくなる。
そうして、違うモツ焼きも喰いたくなる。
そんな感じで店を出る。

でも、また来ちゃうと思うのです。