テーマを見て驚く人も多いかと思いますが、

ちゃんと最後まで読んでください

きっと僕も間違った行動をしたと思います。





日本人は「助け合い」という言葉をどこのシーンでも口にします。

そもそも「人」という字は支え合って、成り立っている。

だからお互い支え合って、助け合いってこうよ!

そういう風に小さい頃から教わってきました。



子供の育成年代でよく見るアニメ

必ず、「助け合い」「諦めない気持ち」「礼儀」などのシーンが組み込まれています。

僕らは無意識にそれらを見て、その行為が正しいと認知して、その行動をやっていこうよ!と斡旋します。



でもリアルな世の中をみてみんって。

外国人からは「日本人はすごく優しい人種の国だ!」
と言われてますよね

でも日本でよく聞くのは「見て見ぬふり」「あの人がやってたら自分もやる」

こういうのをよく聞きませんか?



題名にある
「困ったら人を見つけたら助けよう!」

これが引っかかることが今日電車の中で起こりました。

僕が今日電車に乗ってる時・・・

🚃(走行中). カタンコトン〜

杖をついた足元もフラフラなおじいちゃんが歩いてきました。

立ってる人はそこまで多くないものの、椅子はほぼ満席。

たまたま1つ空いた席に腰掛けます

「ズドンっ!」

足腰に力がないため、電車のフワフワなイスに落ちるように座りました。

両脇の人は嫌な顔はしてませんでしたが、結構気になる座り方だったので、おじいちゃんに意識はしたと思います。

その座った席のほぼ目の前に僕は座ってました。

ヘッドホンして音楽をきいてて、携帯で作業してましたが、目の前のおじいちゃんにはすぐに気づきました。

「大丈夫か?」

この「大丈夫」に関しては、本当に心配が2割他人事8割でした。

何駅かすすみ、、、

下車する駅の到着するアナウンスが流れました

僕は席から立とうとしたら、そのおじいちゃんも降りるっぽい動きをしてました

ここでその題名に書いてあるメインのことが起きます

杖を支えに、背中を背もたれに体重をかけながら、なんとか立とうとするが、立てずそのまま「ストンッ。」と滑り落ちるように元通りになりました。

その両脇にいた方々は気づいてるのか、気づいてないのかわかんないが、携帯画面をずーーーっと目視。

「ここでおいおい何やってんだよ。」
「手伝ってやれよ」

という気持ちになりました。

というか他の周りの人も「見て見ぬフリ」

これが日本人の悪いところだなと思いました。

ドイツに🇩🇪住んでた時は、本当にドイツ人って優しくて、なんでも助けてくれます。

なんでだろう。移国民が多いからなのかな。

困ってたら手を差し伸べるスピードがありえないほど早い気がします。(ドイツエピソードたくさんあります)



もし僕が下車しない駅であれば、もしかしたら両脇の方々と同じ行動をしてたかもしれない(もしそんな行為をしてたら恥ずかしいので、絶対しないですけど)

もう電車が止まろうとするくらいのスピードになり、おじいちゃんも早く立たないとと伝わってきたので

ここで僕は動きました。

ヘッドホンで聴いてた音楽を止めて、ヘッドホンはしたまま(持つのがめんどくさいので)

席を立ち、目の前のおじいちゃんの前に立ち

「大丈夫ですか?」だけ声をかけて

手をそっと出して、おじいちゃんは「ありがとう」と一言添えて、僕の手を握ってくれました。

そのまま僕は力を入れず(多少は入れますが引っ張りはしません)、おじいちゃんが自力で自分の方向へ引っ張り立ち上がりました。


じつは僕、数年前「介護」の仕事をしてました。

おじいちゃん、おばあちゃん、寝たきりや、全くコミュニケーションが取れない方がいた施設。

パンツを変えたり、痰をとったり、バルーン(尿が自力で出せない人についてる袋)、食事介護をしたり、歯磨きしたり、たくさんの経験をしました。

介護への印象は「とってもキツイ」

の反面「ものすごくやりがいを感じる職業」だなと本当に思いました。

そのせいなのか、僕は介護をする上で決めてたのは、
「なるべく手伝わない」「できることはやらす」です。

これは介護をする上ですごく大事だと思います。
(介護の話は終わりにします)

で、そのおじいちゃんの話に戻るのですが、立ち上がってから僕は「自分でやらすこと」を思い出し、到着してドアが開いてから、足早にそのおじいちゃんを置いていきました。

「なんてやつだ」 と思われたかもしれません。

「そこまでしたなら、せめて降りるところまで手伝ってやれよ」

でも理由があるんです。

立ってから、なんとなくですが、普通に1人で歩けそうだなと瞬時に判断したからです。

決めつけるのは良くないですが、そうだと感じたから、置いていきました。

ある程度手伝い、あとは怪我さえしなければ、見守るだけだと思います。

その後はどうなったか知りませんが、無事何事もなく帰れてることを祈ります。

でも本当に、僕が差し伸べてなかったら、多分誰かしらは手伝ってたと思います。

けどギリギリまで助けなさすぎる気もします。

「誰かがやってくれるでしょ」

そんな雰囲気の車両でした。

僕の行動にも賛否両論あると思いますが、僕はもし次こういうことが起こったら、降りるところまで手伝おうと思います。笑

その方が助かると思うので。笑

中途半端なことをしてしまったなと、その後思ったので、以後気をつけます。

これも経験。

経験がなければ次につながらない。

やって失敗しないと、見えてこない部分がたくさんある。

そんな出来事が今日あったので、僕はまた良い経験値を手に入れた4月24日でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



明日はテレビの撮影があるのに、、、

全然まとまってません。笑

まあありのままに出演します!

2023.4.24