贈る言葉 | ダイテンリュウ西小路店

贈る言葉

 今日も一日が終わりました。

 繰り返し訪れる当たり前のような一日が終わりました。

 でも明日から、あなたはいない。

 今でも、その現実を受け入れられない。

 まるで明日も変わらず出勤してくるような、そんな帰り方でした。

 あなたらしいと言えば、あなたらしい。

 名残惜しそうな皆の気持ちをさらり、とかわすかのようでした。

 入店してから一番身近で一番遠い目標でした。

 あなたの代わりを務められる人間なんて、いやしない。

 世界がどれだけ広くても、あなたは唯一無二の存在だと思います。

 あなたは、ご自身のデスクを空けてくれましたが、僕はその場所は使わない。

 僕なんかが座って良い場所じゃない。

 あなたと同じ副店長の肩書きを頂きましたが、僕はあなたの足元にも及ばない。

 だけど必ず守ってみせるから。

 あなたが大切にしていた、このお店とここで働く可愛いスタッフたちを。

 そして、あなたが早く戻りたいと思えるような店にして、皆で待ってます。

 明日から、あなたはいない。

 でも、さよならじゃないから。

 だから僕は泣かない。

 でも、きっと泣く。

 て言うか、今泣いてる。