上野大哲オフィシャルブログ Dream it. Do it ! -22ページ目

12日と13日は鈴鹿サーキットにて日本一決定戦前の練習走行でした。
今回は2日間続けての走行なので、まず、1日目で感覚を戻しつつペースを確認し、2日目は感覚が残ったままで走行ができたので、セッティングという意味でも良いレース前練習になりました。

S-FJで初の鈴鹿サーキット走行です。世界中のドライバーから称賛される国際レーシングコースであり、とてもチャレンジングなコースです。1日目、初めは探り探りでタイムも出ていませんでしたが、後半になるにつれ徐々にタイムが出てきます。
データロガーという走行時の車の挙動をグラフ化してくれる装置を利用し、初めの走行から0,5秒縮めることができました。

一般的に0,5秒の差は、たいして変わらないと思われがちですが、S-FJは鈴鹿サーキットでは214キロも出ます。0,5秒では約30メートルの計算になります。
モータースポーツはコンマ数秒の判断の差で状況がすっかり変わってしまいます。しかもスピードが出ているので気づいてから考えて操作しても間に合いません。
それを実際に痛感することになりました…

 

1日目は130Rというコーナーで210キロからのクラッシュ。フロントウイングが…



2日目は最後の走行枠で日が傾いてきた頃でした。
デグナー1というコーナーでちょうど太陽が正面にあり、一瞬クリッピングポイントを見失いました。

次の瞬間すでにもう間に合う距離ではなく、飛び出してしまいコース脇のグラベルの段差でかなりマシンが跳ねました。
一応何とかコースに復帰はできましたが、走っていて何かがおかしい…
見ると右前タイヤが浮いています。
気が付きました…左後ろが曲がってしまっていることに。
残念ながらこれで走行を断念することになりました。

確かに飛び出して壊したりしたらひとたまりもありませんが、恐れずにギリギリまで攻めの走りをするのは、限界を探るのには一番早い方法です。
ゆっくり少しずつ限界を探っていく方法もあるのでしょうが、それでは時間がかかってしまいます。
いかに限られた時間、環境の中で、内容の濃い練習をするかが勝負です。

今回は少し攻めすぎてしまいましたが、次回までにはデータ、オンボード映像などを用いて改善していきます。

次回マシンに乗れるのは12月8,9,10日のレースウィーク。それまで、できることに全力を尽くします。