直島ア-ト観光 1 安藤忠雄・地中美術館 | だいたれ写真館のブログ

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今年の終盤は3回目・旅行支援を使いショ-トステイの単発1泊写真撮り旅行に行きました。

今回は飛行機で岡山モモタロウ空港に着いて、レンタカ-を借り、フェリ-で香川県になる直島に行来ました。ザックリ言って、島の西側は開発中で、東側が町になってるんだけど、東側の半分位があのベネッセが開発しています。教育関係な会社かと思っていたけど地域開発もしていたのね!? 直島ではア-トフェス的な事が開催されていて、行けた時にはその期間は過ぎていたけど色々楽しめる・撮影してて楽しい作品に出合えました☆☆☆

 

フェリ-はベルも汽笛も何も鳴らずに定時になるとスルスル~と出航する!着く時も同様なのでウッカリすると車に乗り遅れて降りる後続の車に迷惑かけちゃう。

中は広く、きれい。乗ってる時間は20分程。

漁船が見えたんだけど、どう見ても沈没している!? 半潜水艇か?とも思ったんだけど、見掛けは漁船で、スルスルと会場を進んでいたので沈没している訳では無かったようだ。

港に着くと、最初に目に付くのが、草間彌生の赤いカボチャ。

時間が無かったので、これは後で見る事に。

宿泊先はベネッセハウスパ-ク。ホテル内に杉本博司ギャラリー 時の回廊があり、宿泊者は無料ツア-に参加出来る。宿泊者は夜の部も参加出来るので、まずは閉館時間のある、安藤忠雄設計の地中美術館に向かう。美術館だから、内部撮禁なんだけど、外部入口から内部に入るまでの通路は撮影出来ました。

立体迷路的な造りで、マジ感動!!!巨大建造物フェチには垂涎の的です☆☆☆

岬の高台に穴掘って吹き抜けの地下空間を作ってます。

行った時には、クロ-ド・モネ、ウオルタ-・デ・マリア、ジェ-ムスタレルの作品が展示されていました。常設なのかな?

ウオルタ-・デ・マリアの作品は常設間違いなし!だって説明聞いたら、GANTZ玉みたいのはクレ-ンで搬入してから屋根作ったそうで、持ち出し不可!しかも15~6tあるそうです。

転がらない様に真下の部分に1m位の心棒が刺さっているそうです。

ジェ-ムスタレルは光や目の性質を利用した作品で、例えば眼球は網膜中心部に紡錘細胞、その周りに棒細胞があって、紡錘細胞は色を感知するカラ-センサ-、棒細胞は明るさに鋭敏な白黒センサ-的な役割を持ってます。色の光が入射するとその色に反応する紡錘細胞内でホルモン的な伝達物質が視神経に伝わり、脳が色認識をします。ずぅぅっと見続けると、その伝達物質が一時的に、送り側に空になります。そこで例えば白い紙を見ると、その色の波長部分だけ伝達されなくて、その波長部分が欠けた色味になります。ex.赤い四角を長く見た後に白い紙を見ると反対色の緑の四角が見える。 そんな特性を利用した作品になっています。

因みに、雑学ですが、昔の忍者が暗闇で物を見る時に、正面を向きながら目の横の方で見る事をしていたそうな。それは眼底の周りの方にある棒細胞が、色を判別する紡錘細胞より光感度が高い為、眼底の外輪で物を見るように訓練すると、仄かな灯の中でも物が見える理屈です。

中学の時に初めて知って、試したら2倍位な感じで見えました。カメラで言うとf4-5.6だったのがf2.8になった感じかな。

地中美術館 | アート・建築をみる | ベネッセアートサイト直島 (benesse-artsite.jp)

兎に角、光や空間の使い方が絶妙で、機械があったら是非行って実物見て来て下さい。

ここは、館内で唯一写真が撮れる・カフェです。但し、内向きにはシャッタ-切れません。

撮影は外の風景のみ。

庭の先は右側から一段下に降りられて、パラソルと椅子があり、そこでもお茶・ケ-キ持ち出せて寛げます。

対岸に見えるのは高松あたりか?

振り返ると、チラッとだけ美術館の頭が見えました。