①フェンタニル(100μg/2ml)

効果発現:23

作用持続:4560

通常1mlまたは2ml投与

副作用:鉛管現象、脈拍数減少、呼吸数減少

特徴:モルヒネの50~150倍の鎮痛作用、



②ディプリバン(プロポフォール10mg/ml)

導入時:2mg/kgをゆっくりiv

1分以内に入眠。

作用時間が短いため、マスク換気できたらセボ2%で維持。

麻酔維持に使うとき:410mg/kg/h 0.41ml/kg/h

副作用:循環抑制(低血圧、徐脈)、舌根沈下、無呼吸

特徴:脳圧低下




エスラックス(50mg/50ml 1mg/ml)

ロクロニウム(非脱分極性筋弛緩薬)

ディプリバンで入眠し、マスク換気できたら0.5mg/kg投与。

効果発現:90

作用持続:3040

特徴:重症筋無力症にて禁忌



アルチバ(2mg/1Vを生食20mlで希釈して0.1mg/ml100μg/ml)

レミフェンタニル:鎮痛薬

執刀15分前から0.250.3μg/kg/minで開始。

維持:0.25μg/kg/min適宜増減。

副作用:急速に入ると声門閉鎖で換気不能となる



⑤ブリディオン(200mg/2ml/1A)

筋弛緩の拮抗薬。2mg/kgを静注する


(実際には体重に関係なく200mgivすることが多い)



⑥エフェドリン(40mg/1ml/1A10mlに希釈して4mg/mlにして使用)

12mgずつivする。持続時間3~10分

α、β1、β2作用あり。エフェドリンとドブトレックス(ドブタミン)は、子宮胎盤血流を障害しない昇圧薬なので妊婦に使用できる。



⑦ネオシネジン(9mlの生食で希釈して0.1mg/mlにしてから使用する。)

0.52ml(0.050.2mg)ずつivする。多くの場合、0.1mgずつivする。

α作用のみ。HRを上げたくないときに有効。



⑧ニカルピン(ペルジピン、ニカルジピン2mg/2mll) Ca拮抗薬

静注:0.5mgずつ(1030μg/kg

点滴静注:210μg/kg/minで開始,後に適宜調節。

点滴静注:0.52μg/kg/min

【希釈法】10mgシリンジ1A1668÷体重(kgmlに希釈すると 0.1μg/kg/分=1ml/hになる。




0.75%アナペイン75mg/10ml

原液または2倍希釈して(0.375%)、硬膜外に25mlくらいずつ注入。

伝達麻酔(神経ブロック)に用いる。


⑩2%リドカイン静注用シリンジ100mg/5ml

ディプリバンによる血管痛を緩和する目的で使用する(1mg/kgivしている)心室性期外収縮,心室性発作性頻拍,急性心筋梗塞時及び手術に伴う心室性不整脈の予防。成人150100mg12mg/kg)を,12分間で,緩徐に静脈内注射する.


⑪0.05%アトロピン注シリンジ0.5mg/1ml

通常成人0.5mgを皮下又は筋肉内に注射する.場合により静脈内に注射することもできる.なお,年齢,症状により適宜増減する.