北米型ERシステムとは

24時間・365日全ての救急患者(救急車来院および独歩来院)を受け入れ

ERドクターによって全ての科の診断および初期治療(Advanced Triage)を行い、

必要があれば各専門科にコンサルトするというシステムです。


実際の医療現場・特に地域医療の救急は基本的に米型"ER"救急です。


研修医にとっては診断から初期救急対応まで身につけることができるので

研修にもってこいの場です。


この動画はER救急の現場がどういうものかってわかりやすいのでお勧めです。

救急医医療の最先端と動画で書いてありますが今の時代では全然最先端ではないです(笑)

症例は1と2の11分程度の動画の中に4つあります。

1つ目は70代男性、2メートルの屋根から転落した男性、なぜか疼痛・記憶なしの症例
2つ目は70代女性、トイレの前で意識を失った、冷や汗
3つ目は5歳の少女、耳につまったBB弾がとれなくなった
4つ目は80代女性、呼吸困難


初期研修医の自分でも一瞬で鑑別・初期対応が浮かんでしまうレベルの症例ではありますが、

分かりやすくて観ていて面白いと思います。