小説を書いてみたい。

どうせなら世界的なベストセラーになり、映画化もされ、印税だけで暮らしていけるような大作を、である。

既に構想は幾つかあり、細かなプロット設定を日々考えているところだ。
控えめに言ってもなかなかの物語になるだろうと自負している。

アイデアを盗まれない程度に少しだけ記そう。

先ずは私好みのミステリである。

「国境を幾つか跨ぐ豪華寝台特急列車が、吹雪の為一晩立ち往生する。
そこで起こる殺人事件。
被害者は身体に幾つもの刺し傷があり、そして犯人はその列車に乗っている何者か。しかし乗客全員にアリバイがある。

そしてそこに偶々居合わせた"鼠色の脳細胞"の異名を持つ名探偵が事件を解き明かしてゆく。」

どうだろうか。

そのトリックをここで明かす訳にはいかないが、恐らく読者は度肝を抜かれるであろう。

もっと幅広い層に支持される為ファンタジーもいい。

「魔法使いを両親に持つ子供が魔法学校へ入学し、友人達と共にライバルと競いあったり、時に悪と闘いながら魔法使いとして成長してゆく、サスペンスあり、謎解きあり、恋愛ありの青春群像巨編。」
そんな話。
どうだろうか。

先ず、魔法学校というところが斬新である。
その学校でのクラス分けも重要である。
また、主人公には眼鏡を掛けさせたい。

理由もなく。

そしてその主人公の名前は、、、魔法使いの話だけに「神聖な」とか、「聖なるもの」を意味するホーリー。
どうだろうか。

ホーリー、、、
ホーリー・ポッ、、、

・・・アレ⁉︎
(既視感)