先日コロナに感染してしまった。

仕事から帰り、ビールを一杯。

暫くすると身体がポワンとしてくる。

(ん?どうした。今夜はこんな程度で酔ったのかな?疲れのせいかな)

夏の初めから急に仕事が忙しくなり、休みもろくに取れないほどのハードワークが続いていた為、そんなこともあるだろうと。

しかし顔の周りの火照り方がお酒のそれとは少し違う気がして、体温を測ってみる。

「38.3℃」

オロッ⁉︎
これはタイミング的にも、世に言うコロナなのではないか?

早速、普段使っていない部屋に布団を敷いてもらい、自主隔離とする。
なんだか喉もいがらっぽくなってきた。

時間も時間なので、今夜はもう眠ることにしよう。
翌朝の具合で対応が決まるだろう。

爽やかな朝 がやってきた。

だが、身体的に爽やかではない。
完全に喉が痛い。
身体の節々が痛い。
熱は、、、38.5℃。
これはきたなオイ。

かかりつけ医に連絡しようと医院のHPを見る。
すると

「院長が急病の為、暫く休診と致します」

の文言。
それでは仕方がない。
他の発熱外来を設けている病院を探して診てもらうしかない。

ところがあちこち電話を架けても架けても「ただ今、電話が混み合っております。恐れ入りますが暫く経ってからおかけ直しください」のアナウンスばかり。
偶に繋がっても、「本日の予約はいっぱいです」。

・・・どーすんのこれ。

と、3日ほど診察も薬もない状態で夜を過ごし、幸運にも4日目に医師の診断を受けることができた。

やはりコロナであり、発熱した日の翌日から10日間の自宅療養となったのだが、その時点で既に家族2人も高熱を出し、診察・検査無くとも「みなし陽性」の診断が下される。

初めは私の部屋のみ隔離部屋であったのだが、あっという間に家全体が隔離ハウスとなってしまった。🏡

ゆっくりと下がってゆく熱とは裏腹に喉の痛みは日々強くなり、少しの水を飲み込むのも辛いほどであった。
決心をしないと飲み込むことができない感じである。
まるで3cm程の棘のある薔薇の茎を飲み込むような痛さである。
若しくは柊の葉を飲み込むような。

「コロナはただの風邪」という向きもあるようだが、「ただの風邪」にしては強烈な症状であったように思う。
また感染力が、異様に高いとも感じた。

それでも、その後順調に全員回復に向かい、ことなきを得た。
(後遺症等がなければ良いのだが)
だが、体調が戻ったとて10日間は外出もままならないし、やることといえば音楽を聴くか、本を読むか、寝るかぐらいしかない。

夕飯を終え、しばらくすると薬のせいもあるのか眠くなってしまい、午後9時過ぎには横になりそのまま寝てしまう日々が続いた。

そして隔離も終わり、仕事に復帰したにも関わらず、9時を過ぎたあたりから欠伸をするようになり、そして今現在、まだ10時前だがなんだか眠気を催すたはかさにやへ、、、、

(_ _).。o○