先日の初猟日のこと。
実はこの日、藪の中で道に迷って抜け出せなくなってたんですよね(笑)。
ゴール(自分の車)は見えてるのに、そこに繋がる道が分かんなくてめっちゃ疲れました。
で、その際銃カバーをどっかに落としました。
探しに再度藪に突っ込む体力はとてもなくてその日はそのまま帰ったのですが、諦めきれずに3日後また藪に突っ込んできました。
無事発見!!
良かった~。
ついでに体力があるうちに周囲をウロウロして、何となく地形を把握してきました。
先日獲った2羽のカルガモは無事お肉に。
捌いたばかりの肉は凄く水分を含んでるので、キッチンペーパーは毎日交換します。
個人的に野鴨で一番美味しいと思うのは、砂肝。
冷蔵庫で数日水分を抜いた砂肝は、ねっとりとした赤身になります。
これをハツ(心臓)やササミと一緒にサッと炒めて、ニンニクとか醤油でシンプルに味付け。
噛むとふわふわ、中心に少しだけサクッとした食感があってめっちゃ美味しいです。
そして2羽獲れたうち、小さい方が脂が乗ってました。
こっちをローストして食べよう。
大きい方は胸肉にちょっとダメージが多かったので、後で燻製にでもしようかな。
焼くと皮がギュッと縮むので、切れ目を入れておきます。
僕はデザインナイフの刃を使ってます。
めっちゃ良く切れる。
焼く。
黄色い鴨の脂がいっぱい出てきます。
これ、調べるとそのままにするっていうのと、臭みの元になるので都度拭きとるっていうのと両方あって、いつも迷う。
今日は拭き取ってみよう。
適当に焼いて休ませて、を繰り返す。
完成!
良い感じだけど、個人的にはちょっと火が入り過ぎちゃったな・・・。
本当はバルサミコ酢のソースが良かったんだけど、なかったから100%ぶどうジュースを煮詰めて砂糖と酢で似た感じに近づけてみました。
近いっちゃ近いけど、ちょっとぶどうの香料が気になったなぁ。
素直に岩塩だけ、とかでも良かったな。
次はそうしよう・・・。
いわゆる合鴨とかとは全く別の、野性味のある味わいです。