​前回の話。
師長と看護師Gとの話し合いは
平和に終了。





師長と看護師Gとの話し合いがあった数日後。



仲の良いベテラン看護師さんが

その話し合いについて聞いてきてくれた。




「大丈夫だった?

本人はかなり効いてるみたいって感じだけど」





「とりあえず思ってたことは話せました。

本人もちょっと気付いてくれたかな〜という反応

でしたよー。」






「ほんとにありがとう。

ほんとなら私たちが指導して

気付かせないといけなかったのに

患者さんにしてもらうなんて

申し訳ない。

何度言ってもなかなか改善されなくて、、、

というか我が道を行くタイプだから

ダメだっていうことの感覚が

私たちとは違うみたいで苦労してる。。。」





「そうですよねー。

最近の若い子は、とか言いたくないけど

感覚というか価値観が

全然違うんだなぁと感じました。

それを変えるって難しい。

指導と思って言っても変なふうに捉えそうなタイプ。


まぁこれでしばらく落ち着いてくれたらいいなぁと思います。」



「ほんとにありがとう。

またもし何かあったら遠慮なく教えてね!」





【アクティビティジャパン】遊び・体験・レジャーの予約サイト




さらに数日後。


別のベテラン看護師さんが

「この間、Gさんと話してくださったんですよね。

師長から聞きました。

すごく心に響くお話だったって。」




「いやいやいや。

そんなことはないです。

私も言っていいのかなぁと悩みながら

お話したので。

余計なお世話でしたよね、すみません。」




「いやいや。

ほんとGさんにはちょっと困ってるところもあって。

あれから少し変化は見えます。

ありがとうございました。」




「こちらこそ貴重な時間を頂いて

ありがとうございました。

患者家族の話を看護師さんたちが受け止めてくれたのはとても嬉しかったです。」








看護師さんにも色々な人がいて

看護師の資格があるからといって

患者に寄り添える力が必ずあるわけではないなぁと

感じた出来事でした。


人間的に

合う、合わないはもちろんあるとは思うし


もしかしたら看護師Gを気に入っている患者さんも

いたのかもしれない。

だから一つの意見として受け止めて

そこからは自分でどうしたいかを考えていって

ほしいなぁと思います。






また、私にも

もちろん大好きな看護師さんは何人かいて

その方たちのおかげで

我が子の長期入院を乗り越えてきました。



今現在はこの病院とは違う病院に通っているので

この病院の看護師さんたちが今どこにいるのかは

全く分かりませんが

いつかまた会えたらなぁと

ふと思います。