私の父は、瞬間湯沸かし器だ。
つまり短気である。
そして、クドさとしつこさの尾ひれがつく。
子供の頃、ぶたれるようなことは滅多になかったが
毎回同じことを言い、延々と怒りをぶちまける。
私の家庭は企業勤めの父と専業主婦の母、
そして年子の姉妹である私と妹。この4人だった。
いたずらや悪さをするでもなし、誰かをイジメるでもなし、
私は学校の成績もよかったので、叱られる原因は
決まって妹とのきょうだい喧嘩だった。
「お父さんはなー!お父さんはなー!
兄弟が喧嘩するのが一番いやなんだ!
お父さんは末っ子で上の兄弟たちが喧嘩するのを
嫌っていうほど見てきたんだ!(云云かんぬん)」
父は大学生の頃に父親(私の祖父)を亡くしており
学費の苦労や父親のいない寂しさのかわりに
成人後に彼を叱ったり諫めたりする存在がなかったので
年を追うごとに、傲慢さは増していった。
父の名誉のために、父のよいところから並べてみる。
妻を大切にすること。
嘘をつかないこと。(母はよく嘘をつく・自分のためにだけ嘘をつく)
情に厚い。
人の嫌がることもやる。
人との付き合いに損得勘定がない。
人を陥れようとするようなことはしない。
子供の頃は父を尊敬していた。
私が大人になり、社会に出ていくなかで
父の背にあった黄金のオーラが一枚一枚はがれていっても
尊敬の念は抱き続けていたように思う。
でも、この数年、もう10年近くなるだろうか。
父が嫌でたまらない。その感情をおさえることができない。
顔、声だけでなく父の名前を見るのさえ苦痛になってしまった。
なぜなのか。
理由はたくさんある。
たくさんありすぎて、どこから書いていいかわからない。
苦痛の記憶と、それを許容し忘れようとする愛情、
そしてまた理不尽な苦痛、その繰り返しのなかで
もう自分ではコントロールできなくなってしまった。
うまく書くことはできそうにないので
最近のこと、昔のこと、ランダムに書いていこうと思う。
#毒親 #クズ親 #老害 #モラハラ