とっても小さくて・・

    (花は数ミリ)

ほんのりピンク色

 

愛おしくなるような花です

 

 

みんな下を向いて咲いています

 

 

 

 

 

 

雨にぬれて・・

 

 

名前は リンネソウ

名前も可愛いですよね ラブラブ

 

 

高山や亜高山の

ハイマツの下などに見られます

 

スイカズラ科 学名 Linnaea borealis L.

これでも常緑の小低木です

 

 

 

 

 

 

確かに

低木の下に隠れるように

這いながら自分のエリアを広げているようでした

 

 

ところで

世界中どこにいっても共通の「学名」

それは誰が作ったと思いますか?

 

NHKドラマ「らんまん」でも

最初は日本人が植物の分類ができず

いちいち海外の偉い人に送っていたかと

思います

 

 

その分類の仕方を体系化し

世界共通のルールを作ったのが

スウェーデンの植物学者

 

分類学の父と言われている

カール・フォン・リンネ 

 

 

この花は

そのリンネ本人の名前がついているんですビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

このように必ず2輪づつ咲いています

(和名では メオトバナ(夫婦花)とも)

 

 

以前、友人から

この福島県の吾妻山にも咲いていると聞いて

 

植物学者リンネ本人の名前がついている花って

一体どんな花なんだろう・・

 

一度見てみたいドキドキ 一度会ってみたいドキドキ

・・と、ずっと思っておりました

 

 

 

この度念願かなって

友人の案内で

この夏会うことができました!!

 

 

この儚げな花に

一目惚れ!!ラブです

 

 

 

 

 

 

 

このように

茎?を伸ばしながら・・

 

地下茎というより地上を這うように

 

 

 

本当に小さくて

近くを行く登山者も

あまり気がつかないようです

 

 

気がつかないのはいいけれど

踏みつけられたり

乱暴な扱いをされないように祈りながら

 

 

行きも帰りも

よく観察させてもらって帰ってきました

 

 

 

 

 

 

これら希少な植物の

植生を守る活動をされている団体も

いくつかあります

 

また、山行のたびに

山道の荒れにもいつも心が痛みます

 

 

私も

少しでもお手伝いできないかなあ

といつも思っています

 

 

 

そのためにも

体力維持をしなければ・・ニコニコあせる