素敵なガーデンが閉園するというので
最後にスタッフで行ってきました
群馬県太田市にある
アンディ&ウィリアムボタニックガーデンです
ここは
森の風でもバスツアーでお客さまを
何度かお連れしたガーデンでした
この写真のシーンは5月に
右の石積みの奥に
紫色の藤と濃いピンク色の菊桃
足元には球根植物がいっぱい!
宣伝パンフレットの場所です
その時期に
一度は訪れておくべきでした
いつでもまた行けると思っていたのに・・
このポスターの場所です
開園して18年
準備期間を入れると20年
手入れされているスタッフの方も
とても残念がっていました
英国人のデザインで
英国人の職人だけで作られたガーデン
いろんな意味で
貴重なガーデンだったと・・
レンガの門扉
季節にはヘンリーヅタが覆います
エントランスガーデン
大きなリュウゼツランが
ダイナミックな風景を作っています
こんな風な植物の組み合わせは
いかにも英国人のデザインだなあと
思います
季節にはバラの回廊となる
シールズパレード
真ん中には
フォーカルポイント の日時計
その日時計からさらに奥を見通すと
真正面にベンチ
レンガ塀の奥は
キッチンガーデンです
昔行った
クラッシックで抒情詩的で
とても心に残っている
英国のガーデンを思い出しました
そのキッチンガーデンは
洋梨やぶどうのつるに覆われた
煉瓦塀で囲まれ
ぶどうの房越しの入り口には
アールデコ調のアイアンの扉
畑にはアーティチョークがたくさん植えられ
孔雀が放飼され・・
とてもロマティックで
今にもドレスを着た女性が
現れるかと思いました
ダヴコート(ハト小屋)ガーデン
ハト小屋の周りはツゲのパーテア
その英国のロマチュックなガーデンで
見たダヴコート(ハト小屋)は
お屋敷のように大きく立派でした
昔の領主様は
ハトは食用だったそうなのです
バーガンディー アイスバーグが
素敵な色で咲いていました
こちらのホワイトガーデンは
全て白のアイスバーグ
年に5回咲くと
スタッフの方が言っていました
英国ではよく見かけるエスパリエ
姫リンゴが可愛らしく実っていました
風除けの意味もある煉瓦塀ですが
冬は塀に熱がこもり暖かいそうで
意外に理にかなっていると
聞いたことがあります
足元には・・
秋咲きのシクラメンも・・
ウッドランド 風景式庭園
大らかに育つ木々
20年の歴史は
本当の意味での風景色庭園になっていました
落葉も終わりがけ・・
光の加減が
本当に美しかったです
イギリスのガーデンの定番
風景を作る橋や東屋
これらも見納めでした
英国人のこだわりをとても感じる
植物、特に樹木の組み合わせは
とても勉強になり
参考になりました
どこか
引き継いで管理される団体などは
ないのでしょうか・・
成熟したガーデンがなくなるのは
とても残念ですね
閉園は12月20日です
まだの方はぜひ・・












