おはようございます!

 

先日の日曜日の「もりのかぜマルシェ」には

たくさんの方々にお越しいただき

ありがとうございました。

 

遠方からの出展者の皆様も

本当にお疲れ様でしたラブラブ

 

スタッフの話ですと

エコバックをご持参頂いたお客様も多かったのが

印象的だったそうです

皆さんが同じ気持ちでお出でくださったことが

すごく励みになりました

 

もりのかぜ・らぼ が

ますます健やかな場所になるよう

私たちも頑張って参りますおねがい

 

 

 

今日は

自然土木の先日の続きのお話を

書いてみたいと思います

 

 

 

斜面地のことを法面(ノリメン)と言います

造成地などは

山を切土したり盛り土したりして

よく法面が作られます

 

先日

「三春VIVOの杜」の造成地

盛り土された急斜面を森の風景にしていく・・

というワークショップに参加しました

 

 

今回の講師は

作庭の本などでも知られ

やはり、自然土木の普及に力を尽くしている

高田造園設計事務所の高田宏臣さんです

 

日程は2日間

たくさんの学びを頂きました

 

到着早々に草刈り開始です!!

ただ刈って片付けているのではなく

この草は、後で貴重な

役割を果たすことがわかってきます

 

 

 

この山は、伐採で出てくる枝や粗朶(そだ)

大量に準備されました

 

以前の講座で大量に使っていたので

わかっているつもりでしたが

でも、予想以上にすぐはけてしまうことも

後でわかります

 

 

 

高田さんが

マイクで説明しながら

実践の始まりです

 

まず、

地形から空気や水の流れを読み取ります

降った雨が

地面に染み込める状態であるか

木々や草たちが育つ環境であるか

 

 

 

どんなところにも

水が集まり流れやすい場所があります

つまり谷筋です

 

そこに水を吸収できる構造を作ります

この講座の2日間で

その溝掘りが最大の仕事でした

 

尾根に当たる場所から谷筋に

水は流れます

 

そして急に斜面の角度が変わる場所は

一番、水が溜まる場所となります

 

 

そこに大穴を掘ります

上の写真です

深さ1m以上、その底に

さらに小さな穴も掘っています

 

「自然はどこも均一ではない」

と、いうことなのかな?

(あちこちで作業しながらなので

全て聞き取れないところもありますあせる

 

 

これは

そこからずっと流れを誘導するための溝です

これは掘り始め・・

もっとかなりの深さで掘られました

重機も使い、かなりの力仕事!!

 

 

 

斜面沿いにずーっと掘り続け

溝のあちこちには、さらに縦穴も掘ってあります

とにかく水を少しでも大地に返すために・・

 

写真は

その溝に丸太を入れ

その周りには枝、粗朶(そだ)をつめ

さらに刈り草も入れ

(刈り草は青いままだと土に埋められない)

とにかく有機物で充満させます

 

忘れてはいけないのが

溝の底に、途中に、最後に

竹炭、くん炭を大量に撒きながらです

 

この炭は

単なる有機質とは違う

重要な構造を作ってくれるのだそうです

 

 

 

要所、要所に大穴

その大穴には枝・粗朶を縦に充満させます

勿論、底には竹炭も!

 

 

そして

法面の要所は断切りし

丸太の土留めも作りました

 

断切りとは垂直に掘ることです

これは別な機会に高田さんのお話を

読んだのですが

その垂直の面から空気が抜けるのだそうです

つまり大地の呼吸です

 

さらに土留めの役割は

水が勢い良く

溝に流れ込むのを防ぐためでもあります

 

 

 

尾根下の最初の大穴の仕上げ

丸太が何本も入れられ

枝、粗朶、刈り草・・

 

外からは見えない

大きな空洞の出来上がりです!!

 

これで

今まで表層を無闇に流れてしまっていた水が

大地にしみ込んでいくことができます

 

水分を十分に保った大地は

草や木を育てることができるようになります

本来の山がそうであるように・・。

 

 

人間の都合だけで作られた景観に

本来の機能を取り戻すための

「起点を作ること」

これが、私たちにできることだそうです

 

あとは

自然が自然のやり方で

安定した形を取り戻してゆくのだそうです

 

・・深いです

 

      つづく