一緒に暮らしはじめて17年。

家族の一員だった愛犬が旅立った。

真っ白な毛並みで、ミルクと名付けた。

4匹いる犬のなかで、一番最後に訪れたのがミルクだった。

野良犬の性質が強くて、他の犬ともなかなか仲良くなれなかった。

厳しくしつけなくてはならなくて、中学生の私は一生懸命おてとおかわりを教えた。

なかなか聞くことがなくて、お尻を叩く手が痛かったのを思い出す。

問題児。

でも、そのツッパリ具合がかわいらしく、個性だった。

涙があふれて止まらないのは、もっともっといろんなことをしてあげたかったから。

痛みに苦しんで鳴いているミルクを、救えなかったことの後悔。

ごめんね。

ゆっくり休んでね。