4月に広島で六価クロムの薬品槽に落ちた野良猫がいました。

強酸性のものなので振れると皮膚に炎症を起こします。何十何年前かに公害訴訟も起きていた物資なので記憶していました。


猫自体も逃げ出してはいったものの 多分、生きていないだろうと思っていたら、5月に入って遺体が見つかったそうです。人的被害はなかったのが幸い 


その遺体は、工場の方達で弔ってあげたと言うのを聞いて、悲しいことではあったけどどこか心の中に温かいものがありました。


工場では動物の侵入を防ぐために防護網を設置したりの対策もとったそうで。


理由はどうあれ、命を落としたものに対する気持ちの表れ、こういった気持ちを持っている方々がいるのは嬉しいことだし、その組織もいい会社だなぁという印象になりますよね。


ハード面での改革は、カタチを作ることでアピールできますが、そこにいる人々の心のなんたるかはこういった行為で見えてくる。根底の心理がどう働くかこういった瞬間に出てくるんだと、改めて思いました。






某企業に対するイヤミも含めて。